ファミリーフィッシングで手軽に大物釣りたいなら【アメリカナマズ釣りで決まり!】

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アメリカナマズ釣りは初心者にオススメ ファミリーフィッシングといえばサビキ釣りが定番ですが、子どもが夢見るのは「大きな魚を釣ること」。そんなとき見つけたのが「アメリカナマズ」でした。エサを投げ込んで待 …
イチオシスト
霞ヶ浦や利根川水系で話題を集める「アメリカナマズ釣り」。一見マニアックな印象ですが、実際にやってみるとファミリーでも楽しめる手軽で刺激的な釣りです。ここではその魅力と実践ポイントを紹介します。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・たきがわ)


アメリカナマズ釣りは初心者にオススメ
ファミリーフィッシングといえばサビキ釣りが定番ですが、子どもが夢見るのは「大きな魚を釣ること」。そんなとき見つけたのが「アメリカナマズ」でした。エサを投げ込んで待っているだけで強烈な引き!難しい技術もいらず、初心者でも大物の手応えを味わえます。
アメリカナマズってどんな魚?
アメリカナマズの正式名称は「チャネルキャットフィッシュ」。北米原産のナマズで、食用として輸入されたものが霞ヶ浦などで繁殖しました。見た目はごついですが、性格はおとなしく、力強い引きが魅力です。
アメリカナマズ(提供:TSURINEWSライター・たきがわ)
特定外来生物に指定
アメリカナマズは2005年に「特定外来生物」に指定されており、生きたままの飼育・運搬・放流(他の場所へ移すこと)は法律で禁止されています。
ただし、茨城県の霞ヶ浦水系では、その場での再放流(リリース)は認められています。(茨城県:釣りのルールとマナー参照)
一方で、都道府県によってはリリース自体を禁止している場合もあるため、釣行の際は必ず現地のルールを確認しましょう。
アメリカナマズは調理すれば美味しい魚としても知られています。釣った後は、生かしたまま他所へ持ち出さないことを守るのが大切です。
“手持ちのタックル”でOK
特別な装備は不要。振り出し竿やバスロッド、4000番クラスのスピニングリールで十分楽しめます。私は太仕掛けですがラインはPE4号前後、リーダーは8号程度を使用しています。
持ってるタックルがそのまま使えるかも(提供:TSURINEWSライター・たきがわ)
仕掛けとエサ
仕掛けはコイ用吸い込みや胴突き仕掛け、ルアーでも狙えます。エサはバナメイエビや鶏レバー、イカの切り身など臭いの強いものが効果的。市販の寄せエサを混ぜれば集魚力もアップします。
アメナマ専用仕掛け(提供:TSURINEWSライター・たきがわ)
ポイントと基本の釣り方
霞ヶ浦や外浪逆浦、水門まわりなどが好ポイント。基本は「ぶっ込み釣り」。エサを投げ込んで待つだけでOKです。アタリは明確で、竿が一気に引き込まれます。しっかり合わせればほとんどバレません。
特に夕マヅメから夜にかけての時間帯が狙い目です。当日の釣りでは最大60cm超えの大型アメリカナマズも釣れました(釣ったのは妻ですが)。最大80cm10キロ近くの大物も狙えます。
60cm超えのアメナマ(提供:TSURINEWSライター・たきがわ)
持って行くと便利なアイテム
・ニッパー(トゲ対策)
・ストリンガー・フィッシュグリップ
・竿立て・尻手ベルト(竿の流失防止に)
・虫除け・ライト(夜釣り用)
・ゴミ袋とトング(釣り場の清掃も忘れずに)
釣り場をきれいに保つのも釣り人のマナー。「掃除をしてから釣る」と不思議と良い釣果が出る気がします。
アメリカナマズは“実は美味”!
外来魚ということで敬遠されがちですが、実際に食べてみると淡白でクセがなく美味。白身で小骨も少なく、調理しやすい魚です。
さばく前に金属タワシでヌメリを落とし、血抜きをしっかり。内臓を早めに取り除き、小型なら熱湯で湯通しすると臭みが消えます。
おすすめ料理はフライや唐揚げ、蒲焼、煮付けなど。特にフライはふわふわの白身が絶品で、子どもにも大好評です。
家族でアメリカナマズを釣ろう!
アメリカナマズ釣りは、「手軽に始められる」「大物が狙える」「家族みんなで楽しめる」という三拍子そろった魅力的な釣り。霞ヶ浦周辺では一年中ねらえ、釣ってよし・食べてよしのターゲットです。次の週末は、気軽に大物をねらいに出かけてみてはいかがでしょうか。
夜釣りで子供にも釣れる(提供:TSURINEWSライター・たきがわ)
<たきがわ/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
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