ライトショアジギング(LSJ)入門 メタルジグは最低限どのカラーを用意すればいいの?

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アピールカラーを3色 まずは視認性がきわめてよい、魚に対するアピールカラーからだ。 グローカラー(チャート) 暗い海や濁り潮、水深があるポイントでは、魚にルアーの存在を気づかせることが何より大切だ。グ …
 イチオシスト
            イチオシスト
        ライトショアジギング(LSJ)において、メタルジグの形状や重さと同じくらい、いやそれ以上に釣果に直結するのが「カラー選び」である。ジグのカラーは水中での視認性や魚へのアピール度を大きく左右し、状況に応じて「釣れるジグ」と「釣れないジグ」の差が明確に出る。今回は、これからLSJを始める人が最初に持っておきたい、厳選5色を紹介しよう。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター・井上海生)


アピールカラーを3色
まずは視認性がきわめてよい、魚に対するアピールカラーからだ。
グローカラー(チャート)
暗い海や濁り潮、水深があるポイントでは、魚にルアーの存在を気づかせることが何より大切だ。グローカラーは蓄光素材が使用されており、光を蓄えて発光するため、暗い水中でもアピール力が高い。
特に朝マズメや夕マズメ、曇天時などのローライトコンディションで力を発揮する。水深のある堤防や磯場でも活躍の場面が多く、「視認性重視」の場面では欠かせないカラーである。
 グローはマスト(提供:TSURINEWSライター・井上海生)
グローはマスト(提供:TSURINEWSライター・井上海生)
ゼブラグロー
ゼブラグローは、ボディ全体が光るのではなく、ストライプ状にグローが入っているタイプだ。グローと非グロー部分のコントラストが絶妙で、ただ明るいだけでなく「食わせの間」を演出できるのが強み。特に青物やフラットフィッシュの反応が良く、プレッシャーの高いポイントでも有効だ。
赤金(レッドゴールド)
赤金は「とりあえずこれを投げておけ」と言われるほど実績の高い定番カラーだ。朝マズメとの相性が非常に良く、太陽の光を受けてキラキラと光り、遠くからでも目立つ。
青物、タチウオ、シーバス、ヒラメなど多くのターゲットに効く「万能アピールカラー」として、一本は常備しておきたい。
ナチュラル系から2色
続けて、比較的アピール力は少ないが、魚が好む色をそろえていきたい。
ブルピン(ブルー×ピンク)
ブルピンはアピール系とナチュラル系の中間的なポジションにあるカラーで、晴天時や澄潮、魚の活性が中くらいのときに特に強い。青の背中とピンクの腹部が水中でチラチラと光を反射し、まるで逃げ惑うベイトフィッシュのように見える。
また、青物やサバ、サワラなどの回遊魚に強く、信頼度の高いカラーだ。曇りでも晴れでも使いやすいため、初心者にこそおすすめしたい「困った時のブルピン」である。
イワシ系カラー
もっともナチュラルで、もっとも汎用性が高いのがイワシカラー(銀色、ないし緑金)だ。日本全国どこでも、小魚の代表格として存在するイワシを模したカラーは、青物から根魚、フラットフィッシュまで幅広い魚種に対応できる。
 ナチュラルカラーも必要(提供:TSURINEWSライター・井上海生)
ナチュラルカラーも必要(提供:TSURINEWSライター・井上海生)
とくに澄潮の日中、魚の警戒心が強い時間帯などでは、アピール系よりもナチュラルなイワシカラーのほうが圧倒的に強い場面がある。「食わせの一手」として、持っておいて損のないカラーだ。
対象魚による専用色も
魚種によっては、定番色とは異なる「専用色」のようなカラーが存在する。その代表格が紫だ。
タチウオには紫
タチウオは夜行性かつ視力が良く、紫やケイムラといった紫外線発光色に強い反応を示すことが多い。特にナイトゲームや朝夕のマズメでは、グローに加えて紫系カラーを投入することで、反応が一変することがある。
 紫は重宝する(提供:TSURINEWSライター・井上海生)
紫は重宝する(提供:TSURINEWSライター・井上海生)
サワラ、根魚にはピンク系も強い
また、サワラや根魚にはピンク系が有効な場合が多い。ピンクは水中でぼやけにくく、ターゲットに見えやすいカラーである。とくに濁り潮やディープエリアでの根魚狙いでは、グローと組み合わせた「ピンクグロー」などが定番だ。
魚種ごとの好みに合わせてカラーを選ぶことで、より効率的にバイトを得ることができる。ジグのカラーは「ただの色」ではなく、「戦略の一部」なのだ。メタルジグのカラーセレクトは、LSJにおいて極めて重要なファクターである。水の色、天気、時間帯、対象魚によって、反応する色は大きく変わる。
<井上海生/TSURINEWSライター>
記事提供元:TSURINEWS
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