「シマアジ出るか!?」南房シマアジ五目釣りで多彩釣果【安田丸】仕掛け微調整が奏功

「シマアジ出るか!?」南房シマアジ五目釣りで多彩釣果【安田丸】仕掛け微調整が奏功">
南房でシマアジ五目釣り 猛暑が抜け、朝晩涼しさが感じられるようになった10月中旬に南房のシマアジ五目へ出かけた。乗船したのは、千葉館山市の安田丸。 いざ出船(提供:alphatackleフィールドスタ …
イチオシスト
南房でシマアジ五目釣りに出かけた筆者。序盤はアタリを得ることができず、状況に合わせて仕掛けを微調整。本命シマアジは手にすることができなかったが、メイチダイにイサキにムロアジなど多彩な美味魚をキャッチできた釣行をレポート。
(アイキャッチ画像提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)


南房でシマアジ五目釣り
猛暑が抜け、朝晩涼しさが感じられるようになった10月中旬に南房のシマアジ五目へ出かけた。乗船したのは、千葉館山市の安田丸。
いざ出船(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
安田丸
館山道富浦インターから相浜港まで30〜40分。道中に24時間営業の釣具屋もあって便利だ。当日はシマアジ五目の2隻出しだったが、団体さんも乗船して賑やかな雰囲気で満船となっていた。シマアジ人気がうかがい知れる。陽気な中乗りさんが細かなアドバイスをくれるので、初心者も安心して乗船できる。
安田丸(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
シマアジ五目の釣り方
シマアジ五目船は、オキアミコマセを使ったコマセ釣りだ。FLかLのカゴに7分目ほどコマセを入れ、コマセを巻き、アタリを待つ。付けエサは購入してきても良いし、コマセの中から取って使っても良い。
エサはオキアミを使用(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
当日のタックル
ロッド:SHIBUKI F191
リール:電動丸1000
ライン:PE4号
当日の仕掛け
仕掛け1:ハリス6号3本針2.5m _ ウイリー空バリミックス
仕掛け2:ハリス6号3本針2.5m _ カラバリのみ
仕掛け3:ハリス5号1本針6m _ カラバリ
船中静かな立ち上がり
コマセを振りタナ3〜4mで待つが、船内は静かだ。仕掛けはシマアジに備えて、6号のカラバリとウイリーミックスを使っていた。アタリがない理由を、仕掛けが太く見切られていると仮定。針数を減らして仕掛けをシンプルにしてみることに。1本針のカラバリ仕様で6mのロングハリスにオキアミを付けてみた。
シンプルな仕掛けで誘う(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
仕掛け変更でメイチダイ登場
シンプルな仕掛けに変更すると、竿先が動いた。初アタリだ。しかし針掛かりせず、エサだけ無くなりキャッチできず。ただ、船内では魚がポツポツ出始めたようだ。
アタリが増えてきたので、このチャンスを生かすべく、1本針から3本針の仕掛けに戻す。コマセを振りタナで待つとズドンと強い引きが来た。
Shibuki F191の本領発揮
待望のSHIBUKI F191のしなりに胸が高鳴る。MPG素材のSHIBUKI F191は、魚の強い引き込み時にこそ力を発揮する。
魚にのされることのない粘り強い曲がりに惚れ惚れしながら上がってきたのは、本命ではなくメイチダイ。目に線が入っているので識別は容易だ。美味しいゲストなので、しっかりキープ。
メイチダイをキャッチ(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
活性上がりイサキ多点掛け
船中でソーダカツオが上がったので、タナを上げて待つが結果が出ない。そこで再び3〜4mのタナに戻すと、イサキがダブルヒット。
イサキがダブルヒット(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
釣友はトリプル。ここからイサキが連発かと思ったが、全く後が続かない。
イサキのトリプルヒット(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
本命シマアジは不発
ゲストフィッシュがムロアジ、エソ、ハコフグ、イサキと顔を見せるものの、本命のシマアジは不発となった。また次回に期待したい。
ムロアジ(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
当日の釣果(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
釣魚に舌鼓
釣ったムロアジはなめろうに、先日清水で釣ったハナダイの湯引きと合わせてイサキも刺身盛り合わせにしていただいた。メイチダイはさつま揚げにし、翌日残った分は餡掛けにしていただいた。
ムロアジのなめろう
マアジよりも身が柔らかく、なめろうが最適。すりおろした生姜、ネギ、大葉、味噌とよく馴染む。なめろうなら一番。
ムロアジのなめろう(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
メイチダイのさつま揚げ
すりおろした山芋、顆粒出汁、酒、生姜を入れ、フードプロセッサーで滑らかになるまで攪拌。お好みで枝豆などを入れても良さそう。メイチダイの白身を活かし、歯応えも残しながら美味しくいただいた。
メイチダイのさつま揚げ(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
メイチダイの餡掛け
さつま揚げをアレンジ。中華と和風の合わせ出汁に酢、砂糖、みりん、すりおろしたにんにく、生姜醤油と野菜を火にかけ、味が馴染んだところで水溶き片栗粉でとろみをつける。野菜の旨みも加わり、一味違った美味しさに。
メイチダイの餡掛け(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
alphatackle SHIBUKI F191
【SHIBUKI】は、沖のエサ釣りの万能ロッド。このロッド1本で全国の沖のライトゲームを楽しめると言っても過言ではない。
最大の特徴は、アルファタックルが開発した新素材『MPG(マグナムパワーグラス)』をブランクスに100%使用している点。軽くて高い操作性を持つのに、最高レベルの引っ張り強度ゆえよく曲がる。
SHIBUKI(提供:alphatackle)
シマアジ五目釣りとの相性
適度な張りがある「7:3」調子が、軽快なコマセワークを実現。狙ったタナでしっかりエサを撒くことができる。そして、シマアジ最大の特徴である鋭く強い引きにこそ最大のアドバンテージを与えてくれる。
のされることなく、粘り強く曲がり込むため、安心感のあるやり取りが可能。ヒットしても口切れなどでキャッチすることが難しいシマアジ釣りにおいて、釣り人を強力にバックアップしてくれるロッドだ。
粘り強いしなりでファイトをアシスト(提供:alphatackleフィールドスタッフ・二上あや)
<二上あや/alphatackleフィールドスタッフ>
記事提供元:TSURINEWS
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
