チ・ヒョヌ“ミンチョル”、疑惑の相手を利用しようとするユジン“スヨン”のたくらみに頭を抱える<ファーストレディ>


「ファーストレディ」はLeminoで配信中
ユジン、チ・ヒョヌ主演によるドラマ「ファーストレディ」の第7話が10月15日にLeminoで配信。第7話では、ミンチョル(ヒョヌ)の不倫疑惑の真偽が明らかに。そしてその疑惑の相手を利用し、スヨン(ユジン)がミンチョルに追い打ちをかける姿が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)
韓国大統領に当選した夫、将来のファーストレディとなる妻。そんな2人の間で大統領就任までの67日間に巻き起こる、権力と愛、欲望の衝突と葛藤を描いた心理サスペンス「ファーストレディ」。
大ヒットを記録したドロドロ愛憎劇「ペントハウス」(2020~2021年)シリーズのユジン、ドラマ「紳士とお嬢さん」(2021年)で「2021 KBS演技大賞」大賞を受賞したヒョヌの共演、そして脚本家のキム・ヒョンワン氏が6年間の準備期間を経て執筆した作品ということで、「今年最も話題性のある新ドラマ」と配信前から注目を集めた。

「ファーストレディ」第7話より
“疑惑のスタイリスト”の妊娠を利用しようとたくらむスヨン
第6話ではミンチョルの悲願である“ト・テフン特別法”が成立しないようスヨンが裏で手を回していたことも明らかになり、第7話ではスヨンが疑っていた、ミンチョルとスタイリストのイ・ファジン(ハン・スア)の不倫疑惑の真偽が判明した。
不倫相手ではなかったものの、スヨンの前にひざまずき、逮捕された知人を助けてほしいと懇願するファジン。助けるメリットもないからと冷たく見ながらも、スヨンは彼女の妊娠という事実を利用することを思いつく。
また、第7話ではスヨンとミンチョルの対照的な2つの対話シーンが印象的に描かれた。一つは若き日、スヨンが妊娠したことが分かった場面の回想シーン。
スヨンの母は「国会議員の婚外子を産んだ母親だ」と非難されて自殺したこともあり、「私のような人間が、母親になって大丈夫かしら」「私のせいで母親が死んだのに。いいのかな」と戸惑う。
そんなスヨンに「君はいい母親になるよ。あれやこれやと小言は言うし、ご飯は食べたのかと心配ばかりする。それが母親だろ。君が僕にいつもしてることだ」と優しくささやくミンチョル。「君なら立派にやれる。だから心配しなくていい」とスヨンを抱き締めたミンチョルの目にも熱いものが…。今の姿からは考えられない、若い夫婦の愛と希望に満ちた場面だ。

「ファーストレディ」第7話より
「残酷な運命でしょ?」スヨンの冷笑が恐ろしい
そしてもう一つは、離婚問題で対立する現在のスヨンとミンチョルによる緊迫の対話。スヨンが、ファジンの子はミンチョルの婚外子だと本人に公表させるとほのめかすシーンだ。
スヨンはかつて婚外子と呼ばれ、そのせいで母親を失ったにもかかわらず、今度はファジンに自分の母と同じ道を歩ませようとしている…。「残酷な運命でしょ?」と冷たくほほ笑むスヨンに、ミンチョルは頭を抱える。そんなミンチョルを見据え、スヨンは「何もなかったように戻るの。何も起きてないんだから」と追い打ちをかけるのだった。

「ファーストレディ」第7話より
初めての子をおなかに宿し、不安を募らせるスヨンをミンチョルが優しく包み込む穏やかな回想シーンと、ファジンの妊娠を利用してミンチョルを追い詰めようとするスヨンの冷たさが強烈なインパクトを放つ現在のシーン。実力派俳優2人が作り上げたシーンの強烈な対比が視聴者にも衝撃を与えている。
韓国ドラマ「ファーストレディ」は、毎週水・木曜に新エピソードをLeminoで配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「ファーストレディ」キービジュアル
記事提供元:Lemino ニュース
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