“最強ジャパン”がいざ出陣! 気になる強豪国は…「チームワークもまとまっている」

<ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン 事前情報◇22日◇ニューコリアCC(韓国)◇6525ヤード・パー72>
7カ国+世界選抜の8チームによる国別対抗戦が、いよいよ幕を開ける。初開催の2014年から5度目の開催。日本は5大会連続出場で、世界ランキングに基づき、今年は山下美夢有、竹田麗央、西郷真央、古江彩佳が“最強ジャパン”を結成する。
4人の世界ランキング合計によって、日本は米国に続くフィールド2番手。4チーム総当たりで行われるプールステージ(予選)では最上位になった。とはいえ、対戦相手には強豪国がずらり。日本勢も警戒する。
初日は世界選抜との対決。今年から新設されたチームで、北南米、欧州、アフリカ、オセアニアの4地域で最も世界ランキングの高い選手が選出された。リディア・コ(ニュージーランド)、チャーリー・ハル(イングランド)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、シュ・ウェイリン(台湾)が、そのメンバーだ。
世界殿堂入りを果たすリディアをはじめ、ツアーの実力者たちがそろった。「上位の選手たちが集まったチーム」と古江は話し、西郷も「強敵」と口にする。
プールステージ2番手で開催地の韓国は、地元の期待も背負う。韓国は日本に注目しており、山下は地元メディアにそのことについて尋ねられると、「チームワークもすごくまとまっているなと感じたし、みなさん素晴らしい選手」と印象を話した。
プールステージには、今季3勝で、米女子ツアー唯一のマッチプレー大会を制したマデリーン・サグストロームを擁するスウェーデンがいる。そしてプールAには、前回覇者のタイ、日本と同じくメジャー今季2勝のオーストラリアも。“キャプテン彩佳”からはこれらの国名がポンポンと出てくる。「マッチプレーはいつもと違うプレースタイルになる」とも話すが、もちろん、伏兵が大躍進することもある。
初日、日本は「飛ばす系と安定系。ミックスで攻める」山下&竹田ペア、「プレースタイルが似ている」西郷&古江ペアで世界選抜に挑む。「新鮮」な大会の雰囲気のなか迎える初戦。まずはプールステージ突破に向けて、勝ち星を目指す。(文・笠井あかり)
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。