現職大統領夫人も一目置くユジン“スヨン”の恐ろしさ「スヨンを絶対に敵に回したらダメよ」<ファーストレディ>

「ファーストレディ」はLeminoで配信中
ユジン、チ・ヒョヌ主演によるドラマ「ファーストレディ」の第6話が10月9日にLeminoで配信。第6話では、スヨン(ユジン)とミンチョル(ヒョヌ)の泥仕合が激化する中、スヨンがこれまで行ってきた“裏工作”が明らかになった。(以下、ネタバレを含みます)
韓国大統領に当選した夫、将来のファーストレディとなる妻。そんな2人の間で大統領就任までの67日間に巻き起こる、権力と愛、欲望の衝突と葛藤を描いた心理サスペンス「ファーストレディ」。
大ヒットを記録したドロドロ愛憎劇「ペントハウス」(2020~2021年)シリーズのユジン、ドラマ「紳士とお嬢さん」(2021年)で「2021 KBS演技大賞」大賞を受賞したヒョヌの共演、そして脚本家のキム・ヒョンワン氏が6年間の準備期間を経て執筆した作品ということで、「今年最も話題性のある新ドラマ」と配信前から注目を集めていた。

「ファーストレディ」第6話より
策士・スヨン、夫の政治活動をさりげなく妨害
第4話でミンチョルに刑事告訴され“どん底”を見た後、第5話ではミンチョルの不貞を匂わせ、カメラの前で土下座謝罪を披露して見事に世論をひっくり返したスヨン。第6話では、そんな策士・スヨンがミンチョルの政治活動にも手を回していたことが判明した。
次期大統領に決まったにもかかわらず現職のユ大統領(イ・ジョンヒョク)との会合がなかなかセッティングできず、焦るミンチョル。実はこれもスヨンの仕組んだこと。ユ大統領の弱みを握るスヨンが、大統領夫人のサンヒ(ペク・ジウォン)を通じ、ミンチョルとの会談を延期するよう働きかけていたのだ。
ミンチョル側がユ大統領との2ショットをマスコミに披露する絶好の機会と期待した水害被災地視察も、サンヒの意向で却下。ミンチョル肝入りの特別法案、通称“ト・テフン特別法”が議会を通過しないよう工作していたのもスヨンで、15年前のHケミカルの火災でト・テフンに放火犯の濡れ衣を着せたのもスヨンだ。

「ファーストレディ」第6話より
まさかの裏切り…夫が不倫相手を妊娠させた?
さらにスヨンは平和自由党の国会内代表である大物議員にも秘密裏に接触するなど、政治的な動きをさらに活発化。それもあってサンヒは、ユ大統領に「スヨンを絶対に敵に回したらダメよ。スヨンにチャンスをあげて。私たちの安全を保証してくれるのは当選人(ミンチョル)ではなく、あの子だから」と強く進言。スヨンの政治力は引き続き行使されそうだ。
一方、スヨンの相次ぐ裏切りにショックのミンチョルにも新たな裏切り疑惑が。第6話では、ミンチョルの不倫相手とされるイ・ファジン(ハン・スア)が妊娠している可能性が匂わされ、今度はスヨンが驚愕(きょうがく)する。

「ファーストレディ」第6話より
想像を絶する裏切りや事件、事故で視聴者の度肝を抜き、中毒性を生む刺激的な心理サスペンス作品は“マクチャン(どん詰まり)”ドラマと呼ばれ、韓国ドラマでも特に人気のジャンル。
本作でスヨンを演じるユジンが出演した「ペントハウス」をはじめ、壮絶ないじめとその復讐(ふくしゅう)劇を描いた「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」(2022年)や、完璧に見えた夫婦が夫の不倫発覚をきっかけに復讐のドロ沼へと堕ちていく「夫婦の世界」(2020年)など、社会現象級のヒット作も多い。
中でもイギリスの大ヒットドラマ「女医フォスター 夫の情事、私の決断」(2015年)をリメークした「夫婦の世界」は、韓国ケーブルドラマ史上最高視聴率を記録したメガヒット作品として知られている。
同じく夫婦の崩壊と壮絶な戦いを描いた「ファーストレディ」も配信前から“政治版・夫婦の世界”とも呼ばれ、期待を集めていた。その期待に違わず、スヨン・ミンチョル夫妻が繰り広げる心理戦は、韓国の政治の中枢・青瓦台までも巻き込んだ大スキャンダルへと発展する。
韓国ドラマ「ファーストレディ」は、毎週水・木曜に新エピソードをLeminoで配信中。
【制作・編集:WEBザテレビジョン編集部】

「ファーストレディ」第6話より

「ファーストレディ」第6話より
記事提供元:Lemino ニュース
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