「俺、会社辞めたんだ。半年前」と、銀(豊田裕大)が母に打ち明け…『アリアの番人~何者かになりたい僕ら~』第6話

『アリアの番人~何者かになりたい僕ら~』
豊田裕大と早見沙織が織り成す実写×アニメの新感覚ハイブリッドドラマ『アリアの番人~何者かになりたい僕ら~』が8月29日(金)より映像配信サービス「Lemino(レミノ)」で独占配信された。幼い頃から抱えていた両親への寂しさを自覚した銀。覚悟を決めた彼は、両親に本当の自分について告白をする。一方、番人との別れは刻々と近づいていて――
銀(豊田裕大)、理学療法士として病院に着任すると…
手術は無事終わったものの、麻酔から目を覚まさない藤井銀(豊田裕大)の父親(小野塚老)。医者は「たとえ、目が覚めたとしても、後遺症が残ってしまう可能性があります」と、銀の母親(兎本有紀)と銀に伝え、母親は動揺した。
父親が眠る病室で、母親が退室しようとすると、銀は「俺、会社辞めたんだ。半年前」と切り出した。母親は「えー、でも、この前も仕事って…。うちに仕送りも毎月…」と愕然とし、銀は「ウソついてた。仕送りも、貯金崩してる」と明かした。
銀は「本当の自分を見せたとしても、全員が受け入れてくれるなんて思わない。それでも、わかろうとしてくれる人がいるなら…」と自分を奮い立たせ、今初めて本当の自分と出会える気がしている、と母に言った。しかし、母親は「今の状況、わかってるの…」と逆上した。
だが、背後から「好きにしろ」という声が…。父親が目を覚ましたのだ。母親は、父親の病床に駆け寄り「良かった!目を覚まして!」と声を上げた。父親は、付けられていた酸素マスクを外し、「銀、立派な人間になろうなんて思うな。自分の人生だと、胸張って言えりゃ、それでいい」と言った。銀は今にも涙がこぼれそうになり「ありがとう」と告げた。
その後、銀が外を歩いていると、アリアの番人(声:早見沙織)が現れた。その時、銀が名前をたずねると、アリアの番人は「フカセヨル」と答えた。さらに銀は「また、会える?」と聞くと、アリアの番人は一瞬たじろぎ、「未来を選ぶのは君自身だよ」と言って、キラキラ光り、消えていった。
それから3年後、銀は、バイト先のコンビニへやって来て、店長(坪倉由幸)に再就職先が決定したと報告をした。その後、銀がスーツケースを運びながら歩いていると、アリアの番人とすれ違った気がした。そして、銀は再就職先の病院にいた。理学療法士として着任したのだ。早速、先輩に連れられ病室へ行くと…。

『アリアの番人~何者かになりたい僕ら~』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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