UQモバイル、通信最速は“あの駅”! JR大阪環状線全19駅で速度を徹底比較
通信インフラ事業と地域振興事業を手掛ける株式会社ALL CONNECTが運営する通信メディア「オールコネクトマガジン」は、格安SIMの利用調査を実施。UQモバイル契約者76名の回答を抽出して分析したところ、速度満足度は77.6%であることが分かった。しかし、「時間帯や場所によって遅く感じる」という声も寄せられた。そこで今回は、山手線に続き、JR大阪環状線全19駅で速度検証を実施。その結果を紹介する。

UQモバイルの速度満足度は大阪環状線全駅でも実感できるのか?

現在利用中の格安SIMの通信速度に満足しているかについて、対象となる420人に調査を行った結果、「満足している」と回答した人が78%を超えた。なかでも「UQモバイル」の通信速度に対する満足度は77.6%と高く、多くのユーザーが満足していることが分かった。一方で、自由記述からは「場所や時間によって遅く感じる」という回答も多かったため、「オールコネクトマガジン」は実地での通信速度検証も必要であると考えた。

今回の調査では、JR大阪環状線の内回り(時計回り)全19駅を対象に、2025年9月下旬の13時50分〜18時33分の時間帯に、各駅ホームで同一端末・同一プランによる計測を実施した。
通信速度が最も快適だったのは、なんと大正駅?

今回の調査結果によると、大阪環状線全19駅の平均速度は下り242.8Mbps/上り43.0Mbpsで、ほとんどの駅で通信が安定しており、動画視聴やSNS利用も快適に行えることが分かった。環状線全体で安定した通信品質を維持しているものの、速度のバラつきがあったため、検証結果を詳しく見ていこう。

「新今宮駅」が上り・下りともに最も速いことが判明。対して「大阪駅」は上り15Mbps/下り8.91Mbpsと、上り下りともに最も遅いことが明らかになった。対して「大阪駅」は上りが15Mbps/下りが8.91Mbpsと、上り下りともに最も遅いことが明らかになった。大阪駅は梅田にあり、乗車人数の多さが起因していると考えられる。大阪環状線全19駅で比較してみると、下り速度が最も速かったのは「大正駅」の775Mbpsであり、上り速度が最も速かったのは「今宮駅」であることが分かった。一方、下り速度が最も遅かったのは「大阪駅」の8.91Mbpsで、上り速度が最も遅かったのは「天満駅」で13.3Mbpsであることが分かった。一部の駅や区間では通信速度が非常に高速だった一方で、混雑駅や中心部の駅では回線速度が不安定になる傾向が見られた。
山手線に続く今回の調査でも、大阪環状線は駅によって通信速度が大きく異なることが分かったものの、主要駅ではおおむね安定しており、日常利用には十分な水準といえるだろう。
出典:【株式会社ALL CONNECT】
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記事提供元:スマホライフPLUS
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