臼井蘭世がネクヒロ初Vで仲間の“祝福”に笑顔 姉・麗華のリアクションは?【マイナビネクストヒロインツアー】
<CRÉATION DREAM CUP 本戦◇7日◇ザ・セントナイン東京(千葉県)◇6084ヤード・パー72>
圧巻のバックナインで臼井蘭世がマイナビネクストヒロインツアーで初優勝を挙げた。
この日は1番からスタートし、前半を1アンダーで折り返す。後半も11番でバーディを先行させ、15番パー3でもスコアを伸ばした。「波に乗ったかな」と感じるままに上位へ浮上。続く16番パー5では2オンに成功し、17メートルのイーグルパットをねじ込んで単独首位に立った。
2位とは1打差のリードで迎えた最終18番パー5でも、2.5メートルのバーディパットをジャストタッチで沈めてバーディ締め。後続の倉林夏、森本天も最後まで奮闘しスコアを伸ばしたが、6アンダーで臼井が混戦を抜け出し、初の栄冠をつかんだ。
前半はすべてのホールでパーオンするも、パットが決めきれなかった。後半からは、同組の選手を参考にしながら「薄めにラインを読むようにした」のが奏功。終盤の勝負どころのパットを決めきった要因となった。
プレー中は、優勝を意識することなく、目の前の一打に集中した。「最後のパッティングもいつも通り打てた。あれは大きかったですね」。18番がパーだったらプレーオフだったため、値千金の1打となった。
「うれしい」初優勝に、表彰式では満面の笑顔。仲間たちにも祝福され、ウオーターシャワーも浴びた。この勝利で、ポイントランク上位30人、今シーズンの優勝者、今季プロテスト合格者が出場できる最終戦の「ツアーファイナル」への切符も獲得。今年のプロテストは2次予選で1打届かず敗退となったが、この最終戦での活躍が来季を見据えた大きな挑戦となる。「いまの課題は100ヤード以内を極めること。がんばりたいですね」と意気込みを示した。
国内女子ツアー1勝の姉・麗華にも表彰式の前に報告。「うそ! マジで? って、言っていました(笑)」と驚いていたようだ。今回の勝利は、最終戦や来年のプロテスト、そして姉の背中を追う上での大きな一歩となったに違いない。
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