京都・祇園の「帝国ホテル 京都」が11月17日から予約受け付け26年3月開業、国の登録有形文化財を保存・活用

　帝国ホテル（東京都千代田区）は、2026年3月5日に開業する「帝国ホテル 京都」の宿泊予約を、25年11月17日午前11時から、電話か公式ホームページで受け付ける。インペリアルクラブ会員の先行予約は11月11日午前11時から。 

　同ホテルは、祇園甲部歌舞練場敷地内にある国の登録有形文化財「弥栄会館（やさかかいかん）」の一部を保存・活用する。今年4月、ホテルコレクション「ザ リーディングホテルズ オブ ザ ワールド」（米ニューヨーク）に加盟した。 

　客室は55室で、110～193平方メートルの広さがある「シグネチャースイート」のほか、「グランドプレミア」「プレミア」など5タイプあり、館内にはレストランやバー、ウェルネス施設（スパ、プール、フィットネスジム）を備えている。 

　同ホテルは「祇園ならではの『非日常』の世界観と、帝国ホテルが考える『寛（くつろ）ぎ』を共存させ、京都、日本各地、世界から訪れるゲストとともに本物の文化と最も優れたサービスと商品を追求する」としている。