今年の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で2つの新施策 3Dによる超最新解説&ふるさと納税チケットを準備
<ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇8日◇東京よみうりカントリークラブ(東京都)>
国内男子ツアーの最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の概要が発表された。12月4~7日の4日間、東京よみうりカントリークラブ(東京)で行われ、賞金総額は1億3000万円、優勝賞金は4000万円で争われる。
出場資格は例年と変わらず、今季ツアー優勝者、賞金ランキング上位者など30人に絞られる。今季は18試合終了時点で16人の優勝者がおり、そのうち初優勝はシーズン史上最多に並ぶ9人。新たな顔ぶれがそろいそうだ。
大会は日本テレビで放送を予定。CS日テレジータスで生中継、地上波ではディレイ放送が行われる。さらに、今年は“新施策”を実施。日本テレビ独自の3Dスキャンシステムを導入し、東京よみうりの名物・18番パー3を中心に複数ホールを3D化して、自由視点でコースを解説できる仕組みを準備している。
これは令和6年能登半島地震の被災地での報道や、「パリ五輪」スポーツクライミングでの壁の立体感や高さを表現するために活用されてきた技術で、ゴルフへの応用は初めて。選手の戦略紹介や視聴者への分かりやすい解説に一役買うことになりそうだ。「フォーティネットプレーヤーズカップ」(10月30日開幕)の中継から運用を開始する予定。
観戦チケットは10月8日から販売開始。今年から東京都稲城市との協力で「ふるさと納税観戦券」も用意されている。
【ゴルフ日本シリーズJTカップ 出場資格保持者】
(1)前回大会の優勝者
ショーン・ノリス
(2)本年度国内男子ツアー優勝者(アマチュアを含む)
生源寺龍憲、小西たかのり、浅地洋佑、金子駆大、清水大成、阿久津未来也、蝉川泰果、池村寛世、比嘉一貴、小平智、小斉平優和、長野泰雅、金谷拓実、勝俣陵、下家秀琉
(3)本年度国内男子ツアー賞金ランキング上位20位(「カシオワールドオープン」終了時)
(4)ツアーメンバーで、本年度米国男子ツアーまたはDPワールド(欧州)ツアー優勝者
松山英樹
(5)世界ランキング100位まで(「ダンロップフェニックストーナメント」終了時)で、(1)から(4)までの該当者を除くツアーメンバー上位3人
(6)(1)から(5)までで30人に満たない場合、本年度国内男子ツアー賞金ランキング(カシオワールドオープン終了時)21位以下より繰り上げる
※(3)と(6)は海外メジャー獲得賞金を含むランキングを適用。ただし、本大会を含め出場義務試合数に達している選手に限る
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
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