ルーキー水木春花とアマ菊田ひなが“黄杭”の処置を誤り失格 本人からの連絡で判明
<日本女子オープン 2日目◇3日◇チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県)◇6616ヤード・パー72>
第1ラウンドの17番ホール(パー3)における処置のミスで、ルーキーの水木春花とアマチュアの菊田ひなが、第2ラウンド前に失格になった。
問題になったのは、池越えでグリーンを狙うホールでの、水木と菊田のイエローペナルティエリアの処置。2人のティショットは、一度は池を越えたものの、その後イエローペナルティエリアの池に転がり落ちた。
本来であれば、ここで規則17.1に基づき、1罰打で元の位置に戻る『ストロークと距離の救済』か、後方線上の救済、もしくはローカルルールに基づくドロップゾーンからプレーのいずれかになる。しかし両選手は、レッドペナルティエリアで行う、グリーンサイドから2クラブレングスの位置にドロップする処置をとり、これが誤所からのプレーと認められた。
通常であれば、処置のミスがあった場合、2罰打を受けて競技を続行する必要があるが、2人はその場で訂正せず、以降もラウンドを続行したため失格になった。
この事実はラウンドが行われた日の夜に、水木から処置を間違えたかもしれないという旨の連絡が大会本部にあり発覚。その時に同組の選手も同じ処置をしたという証言もあったため、翌朝、両選手にコースで事情を確認し、裁定が決まった。水木はトータル4オーバーの108位タイ、菊田は5オーバーの111位タイで第1ラウンドを終えていたが、スコアなどの記録は無効となる。
またこの失格に伴い、第2ラウンドの第38組がひとりでプレーすることになったため、組み合わせ変更も行われた。1組前だったアマチュアの小田祐夕が、第38組に入った。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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