所ジョージ「いいことしてきたな!」『そこんトコロ!』が20周年!出演者が語る長寿番組の魅力
10月3日(金)夜6時55分から、「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!20 周年突入だよ!3時間スペシャル」を放送する。
【動画】「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」最新回

特番収録後、MCの所ジョージをはじめ、清水ミチコ、東貴博(Take2)、児嶋一哉(アンジャッシュ)、髙木雄也(Hey! Say! JUMP)、進行の冨田有紀アナウンサーによる囲み取材が行われ、20年間の歩みと番組の魅力を振り返った。
VTRを振り返ると“いいことしてきたな”と思う(所)
「20周年を迎えての思いと収録の感想」を聞かれた所は、「毎週やっていることだから特別な変化はないんだけど、気づけば20年。VTRをまとめて見ると、他にはない発見が多い。UFOやツチノコを初めて見つけるのもここかもしれない(笑)。“あれ、映ってなかったっけ?”ということが起きる番組だからこそ、楽しみにしてほしい」と、番組の独自性をアピール。
清水は「10周年をやったばかりだと思っていたのに、もう20周年。10周年は長く感じたのに、20周年は短かった。年を取るってそういうことなのかな?(笑) この番組は“人間っていいな”と思わせてくれる瞬間がある。意図せずそういうシーンが映っているのが魅力」と語った。
東は「20年続いたのは、スタッフの力が大きい。おじさんたちが一生懸命つくっていて(笑)、ベテランの味が安心感につながっている。このメンバーは、収録前に楽屋で盛り上がってからスタジオに入る。他ではなかなかないこと」とコメント。
児嶋は「昔、出演した方が数年後にまた登場して、その成長を見られるのは感慨深い。家族じゃないのに親のように嬉しくなる。長く続いている番組だからこそ」としみじみ。
髙木は「2018年から出演していますが、ロケで金庫を開けたり川に行ったり、他ではできない体験ばかり。これからも経験したことのないことに挑戦できるのが楽しみです!」と目を輝かせた。
進行を担当して1年たった冨田アナは、「皆さん本当に温かいです。収録に来ると嫌なことを忘れて、実家に帰ったような安心感があります」と笑顔に。所が「他で嫌なことあるの?」と茶々を入れると、「ないです(笑)」と慌てて切り返し、会場を和ませた。
番組の人気企画について所は、「駿河湾で深海魚を捕まえるロケは、この番組が最初だったと思う。一般の人がDIYでつくったものも本当にすごくて、行けば必ず面白い人に出会える」とコメント。ここで清水が「企画をけっこうパクられてますよね!」と笑うと、児嶋も「金庫の企画とか…」とこぼす場面が。
また、髙木が「年末になると、東MAXさんのDIYロケが放送されて、“今年も終わるな”と感じます。毎回とんでもないものをつくるので…」と話すと、「湖に浮かぶサウナや船上の建築など、匠たちが番組を通じて新しい作品を生み出す。一緒に成長しているのが嬉しいし、年末年始の企画は番組の醍醐味!」と熱が入る東。
出演者たちは、みんなで写真を撮ったりお菓子を配ったりする仲だそうで、「そうした交流は珍しいのでは?」と聞かれると、「(他には)ないですよ~(笑)」と全員が声をそろえる。改めて、息の合った様子が伝わる瞬間だった。
最後に今後の意気込みを問われた所は、「20年続けてきてVTRを振り返ると、“いいことしてきたな”と思う。ふざけていても情報は伝わるし、視聴者の皆さんが賢いから楽しんでくれる。これからもそういう番組でありたい」と締めくくった。
今回の特番で、スタジオセットが一新! 所が所有する「世田谷ベース」に行き、大量の大道具や小道具をもらって、過去に登場した凄腕職人がセットの“あるもの”を創作!
「20周年だからアレを20倍にしてみたい!」では“あのお菓子”を巨大化!
「放送20年…気になるあの学生たち今何してる!?」では、「驚きの遠距離通学」「秘境駅シリーズ」などに登場した、気になる”あの人の今”を大追跡!
さらに食材ハンター野人谷田が、アメリカで巨大ナマズ獲りに挑戦! その他、「開かずの金庫」「8mmフィルム専門店」「秘境修理人」など、人気企画が目白押しだ!
目が離せない3時間スペシャルをどうぞお楽しみに!
(取材・文/斉藤和美)
記事提供元:テレ東プラス
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