‟えいでん”に着物をまとった観光車両がデビュー 「舞(まい)」で旅する京都——は年内に可能に
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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のんびり旅の足として電車は便利。最近は趣向を凝らした観光列車も増えている。‟えいでん”として親しまれている叡山電鉄(京都市)は、叡山電車開業100周年を記念した新たな観光車両、「展望列車『舞』」の運行を年内に始める。京都洛北にゆかりのある四季折々の風景を、伝統的な着物の文様をモチーフに、今様に織り込んだ外装で、まるで着物をまとって舞うように旅してほしいという願いが込められている。運行区間は、主に鞍馬線(出町柳駅~鞍馬駅間)。
四季折々の移ろいゆく季節を象徴する「花の丸文様」で、叡山電車沿線で見られる花々が織りなす景観を表している。春の桃や桜、夏のアジサイとナデシコ、秋のモミジや萩、冬の南天が描かれ、四季の彩りを楽しむ心を誘う。加えて、四季をイメージした色彩豊かな「瑞雲文様」、清らかな水の流れを思わせる「流水文様」を配し、沿線に四季の花々が咲き誇るような趣を表現した。題字は書道デザイナー、林真帆さんの揮毫(きごう)による。
9月27日(土)に八瀬比叡山口駅で行う「開業100周年記念式典」や、10月末に開催を予定している「えいでんまつり」でもお披露目され、今年中のデビューを予定している。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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