9・11に想いを込めて 岩井姉妹が星条旗のリボンをつけラウンド「何年経っても忘れてはいけない」
更新日:
イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
注目の旬ニュースを編集部員が発信!「イチオシ」は株式会社オールアバウトが株式会社NTTドコモと共同で開設したレコメンドサイト。毎日トレンド情報をお届けしています。
<クローガー・クイーンシティ選手権 初日◇11日◇TPCリバーズ・ベンド(オハイオ州)◇6876ヤード・パー72>
そろって2アンダー・45位タイで滑り出した明愛、千怜の岩井姉妹。この日は、チーム全員で星条旗のリボンをつけて過ごした。第1ラウンドが行われた9月11日は、2001年にアメリカ同時多発テロ事件が起こった日。その追悼の思いからだ。
2002年生まれの姉妹にとっては、この事件は誕生する前の話。だが、「感じるものというか、すごく(感情に)くるものがある。何年経っても忘れてはいけない」(千怜)という気持ちは強い。ニューヨークで5月に行われた「ミズホ・アメリカズオープン」では、テロの標的のひとつになったワールドトレードセンターの跡地『グラウンド ゼロ』にも足を運んだ。
ツアーがオープンウィークだった先週はアメリカンフットボール(NFL)の名門ダラス・カウボーイズから招待を受け、テキサス州フリスコにある練習場を姉妹で訪問。明愛は「試合がない週は、心がホッとする。もう何も考えず、リラックスできました。なかなか行けない場所だし、いい経験です」と、その時の心境を明かす。
千怜はメキシコで行われた5月の「リビエラマヤオープン」で米初優勝。8月にはオレゴン州での「スタンダード・ポートランドクラシック」で明愛がトロフィーを掲げた。女子ゴルフ界の最強ツインズは、米国でこれまでに見たことのない景色を、いくつも目に焼き付けている。
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。