愛する兄は悪魔か? フレッシュなキャストで描く兄弟スリラー「ピアス 刺心」
これが映画初主演となる新星リウ・シウフーと「KANO〜1931 海の向こうの甲子園〜」のツァオ・ヨウニンの共演により、兄弟の不穏な関係を描いたスリラー「ピアス 刺心」が、12月5日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開される。ポスタービジュアルと特報映像が到着した。
フェンシングの試合で相手を刺殺してしまい、7年の服役を終えて少年刑務所を出たジーハン(ツァオ・ヨウニン)。彼と再会した弟のジージエ(リウ・シウフー)は、「事故だ」という兄の言葉を信じ、フェンシングの指導を受けることに。さらに友人への甘酸っぱい想いを後押ししてもらい、二人は兄弟の時間を取り戻していく。
しかし幼い日の記憶がよぎる。溺れた自分に、なぜ兄はすぐ手を差し伸べなかったのか。疑念が深まる中、悪夢のような事件が起きる──。
メガホンを執ったのは、シンガポールのフェンシング代表だった経歴を持ち、短編「Freeze」で注目されたネリシア・ロウ。台湾で実際に起きた事件および自身の兄との関係に着想を得て、今回の長編デビュー作を生み出した。撮影は「EO イーオー」のミハウ・ディメク、音響デザインは台湾ニューシネマを支えたドゥ・ドゥーチーが担当。悪夢的な結末まで目が離せない。
https://www.youtube.com/watch?v=5M35pXITy-8
「ピアス 刺心」
出演:リウ・シウフー、ツァオ・ヨウニン、ディン・ニン
監督・脚本:ネリシア・ロウ プロデューサー:サム・ウェイシ・チュア、ジェレミー・チュア、パトリック・マオ・フアン、イザベラ・イゲル、ジョン・M・ロウ 共同プロデューサー:エブリル・クオ、シュー・グオルン、アンジェイ・ルツャネク エグゼクティブ・プロデューサー:ジョン・M・ロウ、ダニエル・ヤング、ジェニファー・ジャオ、リン・ティエングゥイ アソシエイト・プロデューサー:エリック・メンデルソン 撮影監督:ミハウ・ディメク 編集:ネリシア・ロウ、エリック・メンデルソン プロダクション・デザイナー:マーカス・チェン、シュ・グゥイティン 衣装:リー・ルオシュン 作曲:ピョートル・クレク サウンド・デザイナー:ドゥ・ドゥーチー、ウー・シュウヤオ
原題:刺心切骨 英題:Pierce 字幕翻訳:中沢志乃
後援:駐日シンガポール共和国大使館、台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
配給:インターフィルム
2024年/シンガポール、台湾、ポーランド/106分/中国語/1.66:1 ビスタ/5.1ch/DCP
© Potocol_Flash Forward Entertainment_Harine Films_Elysiüm Ciné
公式サイト:https://pierce-movie.jp
記事提供元:キネマ旬報WEB
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