LUNA SEA河村隆一、脳腫瘍公表の真矢にエール「奇跡の人は必ず戻って来る」

ロックバンドLUNA SEAのボーカル河村隆一(55)が9月11日、自身のInstagramを更新し、ドラマー・真矢への思いを綴った。
真矢は8日、公式サイトやSNSを通じて大腸がんのステージ4および脳腫瘍を公表し、治療に専念することを発表していた。河村はその報告を受け、バンド仲間として、また友としての深い思いを言葉にした。
投稿の冒頭で河村は「奇跡の人は必ず戻って来る」と力強い一文を掲げた。そして「羽ばたく事の出来なかった僕を眩しい笑顔で支えてくれた」「声を失いかけていた僕を光で灯してくれた」と、過去に自身が苦難に直面した際に真矢が寄り添ってくれたことを明かし、深い感謝を表した。
さらに「本当は僕がもっと支えられたら良かった」と胸中を吐露し、仲間への強い思いがにじむ文章を投稿した。
LUNA SEAは常に5人で活動してきたバンドだ。河村は「5人でステージに立つ時は必ず真矢くんのカウントから始まり、LIVEが終われば真実の希望が5人を包んでいた」と振り返り、真矢がバンドにとって欠かせない存在であることを改めて強調した。
そして「今度は我々が皆んなで光を真矢くんに届ける時。不死鳥の帰還を待っています」と決意を込め、仲間の復活を信じる言葉で締めくくった。
真矢は8日に公式発表を行い、「2020年に大腸がんのステージ4が発覚しました。ライヴ、その後のツアー中ではありましたが7回の手術と抗がん剤治療、放射線療法を併用してライヴを続行してきました」と明かした。
さらに「脳神経外科でMRI検査を受けたところ、右側頭部に腫瘍が発見され、脳腫瘍と診断されました」と説明。今後は治療に専念する意向を示し、「いつかまたステージに復帰できる時まで、まずは死なないこと、そしてずっと希望を失わないことを約束します」とファンに誓った。
この衝撃的な発表を受け、ファンの間には大きな動揺とともにエールが広がっている。河村のInstagramのコメント欄にも「願いは絶対届くと信じています」「LUNA SEAは5人でLUNA SEA」「絶対にまた戻ってきてほしい」といった声が相次ぎ、真矢の復帰を願う思いが一つになっている。
長年にわたりLUNA SEAの音楽を支えてきたドラマーへの期待と祈りが、多くのファンの心をつないでいる。
河村の投稿は単なる応援メッセージにとどまらない。彼の言葉には、これまで共に歩んできた仲間への揺るぎない信頼と、未来を信じる強い意志が込められている。「奇跡の人は必ず戻って来る」というフレーズは、真矢の闘病を支える希望の象徴としてファンの心にも響いている。LUNA SEAというバンドは結成以来、幾度の試練を乗り越えてきた。その中心に常に5人の存在があり、どんな状況でもその絆は崩れなかった。
今、真矢は病と闘うためにステージを離れるが、河村の言葉、そしてファンの祈りは彼の大きな支えとなっているだろう。LUNA SEAが再び5人でステージに立つその日まで、多くの人々が希望を胸に待ち続けている。
記事提供元:デイリーニュースオンライン
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