自治体広報紙「広報たちかわ」大幅リニューアル 12年ぶりにデザイン刷新、横書き左とじ
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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住んでいる地元の自治体の広報誌を手にとることがあるだろうか。市役所や区役所に行けば置いてあるけれど、最近は証明書もコンビニ交付で役所に足を運ぶ機会が減っている。宅配と電子書籍の利便性につられて、図書館にも行かなくなった、という人が多いかもしれない。でも、お役立ち情報が詰まった広報誌、“制作者側”もさまざまな工夫をこらしている。東京・立川市では、自治体広報紙「広報たちかわ」を12年ぶりにリニューアル、9月10日号からあたらしい紙面が登場する。
これまでは、右開きであるにもかかわらず、縦書き中心の紙面と横書き中心の紙面が混在していて、若干の読みづらさがあったが、新しい構成は読みやすく読速が速いとされる「横書き」に統一。合わせて開き方向も「左開き(左とじ)」に変更した。デザインも一気にリニューアル。旧デザインは12年間ずっと使っていて、時代の変化に伴い洗練さが失われていたという。特にタイトルデザインは、若年層も手に取ってもらいやすいよう、しなやかな英文フォントを採用した。
9月10日号の表紙は、放課後子ども教室「くるプレ」に通う子どもたちに協力してもらい、元気にジャンプする躍動感ある一枚写真を採用。カバー画像にインパクトをもたせることで「手に取りたくなる広報」「開いて読みたくなる広報」をねらったという。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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