「正直、何が良かったのか…」 石川遼はドタバタの上がり4ホールも『66』好発進
<Sansan KBCオーガスタ 初日◇28日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7293ヤード・パー72>
2016年覇者の石川遼が2イーグル・5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「66」をマーク。6アンダーの好スタートを切った。
出だし10番で15メートルほどの超ロングパットを決めてバーディ発進。前半で3つのバーディを奪い、流れ良く後半へと向かった。6番パー5では2打目を奥のカラーにつけ、3メートルを決めてイーグルを奪取。この時点でリーダーボードの一番上に立った。
だが、続く7番パー4でティショットを右の林に打ち込み、5オン1パットの痛恨ダブルボギーを喫した。それでも最終9番パー5では、「すごく曲がるラインだった。後ろから先に清水大成くんが打って、曲がり幅を少しイメージできた」と、同伴競技者のラインを参考にしながら3メートルを決めてイーグル締め。スコアカードに記した“□”をすぐさまチャラにする、ドタバタの上がり4ホールだった。
「前半のゲーム運びを後半もやりたかったけれど、2番で3パットをしてからゲームが荒れ気味になっちゃった」。ボギーなしの3バーディだった前半に対し、後半は出入りの激しい展開に。「芯に当たっていないショットがたくさんある。忘れられないミスショットもある」と、ホールアウト後には違和感も残っているというのが本音だ。
「正直、何が良かったのか、分からないんですよね。(この位置は)すごくラッキー。残り3日間、徐々に良くしていけるように、という感じですね」。先週は首位発進を切りながら、2日目以降に伸ばせずに37位で終え、今季初のトップ10入りはお預けとなった。この好位置を最後まで守りたい。
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