掛け軸と絵巻に親しむワークショップ 大迫力の地獄絵の絵解き実演も
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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掛け軸や絵巻というと、美術展や歴史博物館に展示されているものを鑑賞したり、茶室に掛かっているものを見たりするのがせいぜい。自分の手で絵巻物を巻いてみたことがある人は、多くはなさそうだ。でも、次々に文字や絵が現れる絵巻を自分の手で繰りながら見ることができたら、まったく違う面白さや美しさを発見できるかもしれない。なら歴史芸術文化村(奈良県天理市)では、装潢(そうこう)文化財ワークショップ「掛軸と絵巻に親しむ」を9月27日(土)に開催する。
壁や床の間に飾られた掛け軸、次々に画面が現れる絵巻物。日本に古くから伝わる書画の形だが、現代では身近なところで見たり触れたりする機会はあまりない。このワークショップでは、そんな掛け軸と絵巻に親しみをもってもらうため、レプリカを使ってそれぞれの楽しみ方を体感する。
第1部「レプリカハンズオン」では、講師の学芸員とともに、自分の手で巻き進めながら絵巻ならではの見方を味わう。第2部では掛け軸が作り出す大画面を前に、長岳寺の住職が「大地獄絵(六道絵)」の絵解きを実演してくれる。色鮮やかな絵と詞(ことば)が織りなす絵巻を自分の手で広げ、目の前に広がる大迫力の地獄絵の世界をめぐってみよう。
定員は10人(先着順)で、申し込みはなら歴史芸術文化村ホームページから。参加費無料。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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