「石川遼さんの影響が大きい」 “芥屋”の大人気『鯛茶漬け』を堪能してみた【ゴルフ場の“名物”グルメ】
<Sansan KBCオーガスタ 事前情報◇20日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7274ヤード・パー72>
2016年大会覇者の石川遼が、18年にフジテレビのスポーツ番組『ジャンクSPORTS』に出演したとき、『絶品ゴルフ飯』として選んだのが、芥屋ゴルフ倶楽部の鯛茶漬けだった。当時は「豪雨で2時間半中断した際に、美味しすぎて3杯も食べてしまった(笑)」というエピソードとともに紹介された。
そこで、練習ラウンドをしていた石川に、今年も食べるのかと聞いてみると「絶対に食べます」と即答。年に一度の楽しみをしっかり味わうようだ。
レストランはオーシャンビューとなっており、海が窓から望める開放的なつくり。ラウンドを終えたあとにこの景色を見られるのはとても癒される。笑顔で出迎えてくれたスタッフの方にウワサの『鯛茶漬け』を注文。フタをされたご飯の丼ぶりと、タレで和えられた鯛、漬物とさしみこんににゃく、デザートのセットだった。
スタッフの方が美味しい食べ方を教えてくれた。
「まずは、器のなかのわさびとタレをよく和えていただいて、最初はご飯と別々におかずで召し上がる。それから半分ほど召し上がっていただいて、今度はガバッとご飯にかけていただいて、丼ぶりで。それからほんの2、3口ほど残されてからたっぷりお茶をかけて、それからフタをして30秒ほど蒸らしていただくと、鯛の身がキュっとしまって美味しく召し上がれます。3回に分けて楽しめますので、ぜひ試してみてください」
一品で3通りの味わいを楽しめる。鯛は厚めに切られており、プリっとした食感。ゴマと醤油でつくられた特製タレが濃厚だが、後味はサッパリしていた。薬味の海苔とわさびが味のアクセントにもなっていて、最後の最後まで美味しい。ボリュームもしっかりあって食べ応えのある一品となっていた。石川が気に入るのも間違いない。
18年に石川が紹介して以来、人気は増していく一方とのこと。「石川遼くんが食べていたと皆さんがやっぱりおっしゃっていて、そこから広がったというのはありますね。うれしいことです。芥屋だったら“鯛茶漬け”というのが、ほぼ定着している状況で、全国からお客様がいらっしゃいますけど、もう皆様にご注文いただいて、いただいた上に美味しかったと評価もいただいています」。地元のお客さんを始め、他県のゲストからも注文を一番受けるようになったという。ここ芥屋ゴルフ倶楽部でラウンドしたときは、必ず一度は口にしたい一品だ。(文・高木彩音)
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