ブランド羊肉をジンギスカンだけで終わらせない 「南三陸わかめ羊」の革を使用したものづくりを展開
東日本大震災後の地元の産業発展に取り組む宮城県南三陸町と、震災後のNPO活動による復興支援から生まれた、放牧事業ブランド羊肉「南三陸わかめ羊」。このブランドを応援するために、バッグとジュエリーの企画・製造・販売を行う「サマンサタバサジャパンリミテッド」(東京)は、「南三陸わかめ羊」の革を使用したものづくりを展開。第2弾としてキーリングをサマンサタバサグローバルアイランド羽田空港第1・第2ターミナルの各店舗で、このほど発売した。
宮城県北東部の三陸海岸南部に位置し、東日本大震災で大きな被害を負った南三陸町。南三陸町で「南三陸町の魅力」を発掘し、新しい「何か」を発信している「さとうみファーム」は、“育てること、食べること、活かすこと。”をコンセプトに、自然と、人の心と体を豊かにする空間の提供に取り組んでいる。同ファームには、海のミネラルたっぷりの良質な南三陸産わかめを食べ、大切に育てられた「南三陸わかめ羊」がいる。羊特有の癖も少なく、ジューシーでうまみたっぷりのジンギスカンとして人気のあるブランド羊肉だが、革は、現状の環境では廃棄せざるを得ないという現状がある。それを知ったサマンサタバサが、「南三陸わかめ羊」の良質の革を使用したサマンサタバサオリジナルのものづくりを、南三陸町、「さとうみファーム」との協働プロジェクトとして展開している。
今回発売したキーリングは、柔らかいパステルカラーとベーシックカラーの全7色と豊富なカラーバリエーション。フックタイプの金具とチェーンのどちらも付いており、バッグに付けたり、鍵などのアイテムに付けたりとさまざまなパターンで使用できる。ゴールドプレートで華やかな印象のブランドロゴ、裏面には「南三陸わかめ羊」のロゴマークがデザインされている。価格は6600円。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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