売り上げトップ10のドライバーを調査! 1位『G440 MAX』、2位『G440 LST』、3位『Qi35』、4位『ELYTE』はなぜ売れる?
ゴルファーなら誰もが手に入れたい「飛ぶドライバー」。最近のドライバー売り上げランキングの上位モデルは、固定化しつつある傾向が見られる。そこで、上位モデルがなぜ人気なのか、その理由を調査してみた。
◇ ◇ ◇
最新のドライバー売り上げランキングは以下の通り。1位と2位は『G440 MAX』と『G440 LST』のピンのクラブが独占し、3位にテーラーメイドの『Qi35』、4位にキャロウェイの『ELYTE』と、海外ブランドが続いている。
【ドライバー売り上げランキング】
1位 ピン G440 MAX
2位 ピン G440 LST
3位 テーラーメイド Qi35
4位 キャロウェイ ELYTE
5位 キャロウェイ ELYTE MAX FAST
6位 キャロウェイ ELYTE MINI
7位 タイトリスト GT2
8位 ダンロップ ゼクシオ13レディス
9位 テーラーメイド Qi35 MAX
10位 テーラーメイド R7 QUAD MINI
※データ提供:矢野経済研究所(7月14日〜7月20日のデータ)
これらの人気モデルトップ10がなぜ売れるのかについて、ギアに詳しいプロゴルファー・飯沼大輔に試打分析してもらった。
【1位 ピン G440 MAX】
「深重心設計でスイートエリアが広く、球も上がりやすい。打点がブレても曲がりにくく、飛距離のロスが少ないのが魅力です」
【2位 ピン G440 LST】
「ヘッドが返りすぎず、パワーヒッターでも左を怖がらずに叩けます。広いスイートエリアで安定してパワーフェードが打てますね」
【3位 テーラーメイド Qi35】
「球のつかまりがよく、高弾道で飛ばせるスタンダードモデル。打感は柔らかいのに初速が速く、飛距離・寛容性・操作性のバランスが優秀です」
【4位 キャロウェイ ELYTE】
「AIフェースによる直進性と初速の速さが特長。しっかり振ってもつかまりすぎず、スピン量を抑えた中・高弾道で飛ばせます」
【5位 キャロウェイ ELYTE MAX FAST】
「AIフェースでスイートエリアが広く、やさしく打てます。シャフトのしなりを使うと、高弾道でストレート〜ドロー系の球が打てるのも魅力です」
【6位 キャロウェイ ELYTE MINI】
「ミニヘッドながら少し大きめでミートしやすく、球のつかまりも良好。大型ヘッドが苦手な初・中級者に特にオススメです」
【7位 タイトリスト GT2】
「柔らかい打感ながら初速が速く、飛距離と操作性が高レベルで両立。サイドスピンが少なく、ストレート系の球で直進性も高いです」
【9位 テーラーメイド Qi35 MAX】
「クラブ長が短い10Kモデルで方向性が非常に良い。深重心ながら低スピンで飛ばせ、フェースコントロールによる操作性もあります」
【10位 テーラーメイド R7 QUAD MINI】
「浅重心でフェースコントロールしやすく、中弾道・低スピンのストレート〜フェードが打てます。狭いホールでも左を怖がらずに狙えるのが強みです」
モデルごとに特徴は異なるため、自分のスイングや好みに合うかどうか、必ず試打して確認することが大切だ。
◇ ◇ ◇
最新ドライバーの傾向を調査! 関連記事:【最新なのに飛ばないのはクラブが合ってないせい? タイプ別『飛ぶドライバー』48モデル診断を公開!】をチェック!
<ゴルフ情報ALBA Net>
記事提供元:ゴルフ情報ALBA Net
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。