1試合あたりの賞金総額が驚異の約44億5000万円! 超高額のLIVゴルフが来季からチーム戦の“賞金増額”へ
2022年から開幕した超高額賞金のLIVゴルフは、5年目を迎える26年シーズンに賞金総額がさらに増額することをスポーツビジネスジャーナルが伝え、複数の米メディアも報じている。
サウジアラビアの政府系ファウンドであるPIFが全面的にバックアップする賞金は、開幕当初から1試合で個人戦の賞金総額は2000万ドル(約29億7000万円)、優勝者には400万ドル(約5億9400万円)。チーム戦は500万ドル(約7億4250万円)で優勝チームには300万ドル(約4億4550万円)、2位が150万ドル(約2億2275万円)、3位は50万ドル(約7425万円)が贈られていた。
しかし、来季はチーム戦のみ、1試あたり総額1000万ドル(約14億8500万円)が全13チームへ順位によって分配されるという。それにより個人戦、チーム戦の賞金総額を合わせると3000万ドル(約44億5000万円)になる。PGAツアーで8大会開催されるシグネチャーイベント(高額大会)での1試合あたりの賞金総額は2000万ドル(約29億7000万円)で、最高額はフラッグシップ大会「ザ・プレーヤーズ選手権」の2500万ドル(約37億1250万円)となっている。
スポーツビジネスジャーナルによるとLIVゴルフはグレッグ・ノーマン氏に代わり、今年1月に新CEOのスコット・オニール氏を迎えてからチームビジネスが成功。現在は各チームが個々にスポンサー契約を結ぶシステムで、ジョン・ラーム(スペイン)率いる「リージョンXIII」がキャロウェイゴルフと契約、ホアキン・ニーマン(チリ)のチーム、「トルクGC」はPINGとパートナーを組んでいる。またLIVゴルフ・リーグはHSBC、MGMリゾーツと契約を結んだ。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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