東京を離れる決意をした松本まりか“すみれ”。村松宗春(上杉柊平)に別れを告げる…『ミス・ターゲット』最終話

『ミス・ターゲット』
ドラマ『ミス・ターゲット』最終話が6月16日に映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。朝倉すみれ(松本まりか)と村松宗春(上杉柊平)、互いに想いを寄せ合いながらもすれ違う二人の人生に、玉木萌(鈴木愛理)、轟武蔵(八嶋智人)、村松竜太郎(沢村一樹)らが願う幸せが交錯。そんなすべてを背負い、すみれはある決断を下す。そして宗春もまた、すみれへの想いを胸に、封印していた草餅を再び作り始めるが…。はたして、すみれと宗春はそれぞれの幸せを手にすることができるのか?
幸せでいてと誓い合うすみれと宗春。玉木萌(鈴木愛理)は密かに苦しみ…
刑事で村松宗春(上杉柊平)の父・竜太郎(沢村一樹)は、スナックのママ・馬淵弥生(筒井真理子)の店にやって来た。竜太郎は「朝倉すみれは、なんで結婚詐欺師なんかになっただ?」と弥生にたずねた。「あの子はね、詐欺をするような子じゃないんです。ただ、母親の復讐をしたんです…」と弥生は、過去のいきさつを話し出した。
そこへ竜太郎と入れ違いで、店に帰ってきた萌。竜太郎と弥生の関係をたずねた。「あの刑事さんの知り合いを私が騙したの。その男は職場の女性と婚約しててね。その女性から500万円を借りた。でも、浮気をして婚約破棄。その女性は自殺した」と弥生。その女性は弥生の妹で、この事実は竜太郎は知らないという。すみれは「泣いたっていいじゃないの。弥生さんだけ、ずっと我慢してたと思うから」と言い、弥生と抱き合い涙した。
ある日、宗春は、元恋人の稲垣由衣(田中真琴)から、すみれが東京を離れ、草津の温泉宿で働くことを知らされた。宗春は、封印していた草餅を再び作り出していた。そこへ、すみれが訪れ「お別れを言いに来たんです。もう東京に戻らないと思うから。轟さんと草津に移住することになったんです。今まで迷惑をおかけしてすみませんでした。今まで本当にありがとうございました。今まで私、あなたの和菓子、好きでした」と宗春に告げた。何としても幸せでいることを互いの小指を絡ませ誓った。それを陰から玉木萌(鈴木愛理)が見ていた…。
珍しく竜太郎が、宗春の母・恵(小林涼子)の遺影の前で、夜更かしをしてしまった。竜太郎は、宗春の未来について恵と語り合っていたことを思い出していたという。竜太郎は「おまえが歩みたい人生を歩んで欲しい。おまえが本当に一緒にいたい人と一緒にいて欲しい。それが俺と恵の願いだ。俺たちは、何があってもそれを応援する」と宗春に伝えた。一方、萌は、宗春に胸の内を打ち明け…。

『ミス・ターゲット』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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