「べるもんた」10周年特別列車を運行!乗車する方法は? 富山県の海と山を結ぶ観光列車での特別運行へ行ってみませんか?
JR西日本と城端・氷見線活性化推進協議会が、富山県の観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~」の運行10周年を記念した特別企画を発表しました。記念日となる2025年10月10日(金)に、通常は別々に運行する山側の城端線と海側の氷見線を一度に楽しめる「10周年記念特別貸切列車」を運行します。乗車するためには、JR西日本が運営するWESTERポータル上の 10周年記念特別貸切列車の特設ページより、10周年に関係するエピソードなどを入力の上で応募し、その中から20名が招待されます。こちらの応募期間は、7月31日までです。
「ベル・モンターニュ・エ・メール~べるもんた~」とは?
「ベル・モンターニュ・エ・メール」は、JR西日本が富山県内で運行する観光列車で、2015年10月10日から運行を開始しました。親しみを込めて、「べるもんた」という愛称でも呼ばれています。土曜日が山側の城端線(高岡・新高岡~城端間)、日曜日が海側の氷見線(砺波・新高岡・高岡~氷見間)を運行しています。
富山の伝統工芸品に囲まれながら車窓の景色を楽しむ
「ベル・モンターニュ・エ・メール」とはフランス語で「美しい山と海」という意味。大きな額縁のようにデザインされた車窓からは、海越しに立山連峰を臨む雨晴海岸や風光明媚な砺波エリアなどを眺めることができます。
また、車内には沿線の伝統工芸である「井波彫刻」の作品が展示され、「高岡銅器」をイメージした吊り革も特徴的。まるでギャラリーのような空間が広がっています。
車内で握りたてのすしや地酒を味わえる!
さらに、事前予約制で、乗車しているすし職人が車内で握ってくれる富山湾鮨5貫と富山の逸品、氷見はとむぎ茶を味わえる「ぷち富山湾鮨と富山の逸品セット」や、沿線4市のおつまみ(4種類)に沿線の地酒1杯が付いた「ほろ酔いセット」などのグルメを楽しむこともできます。
山側も海側も走る、特別な「10周年記念特別貸切列車」を運行

「10周年記念特別貸切列車」は10月10日(金)の運行で、砺波駅でセレモニーを開催した後、9:45に出発し先に海側を運行します。車内では鮨職人が握る「ぷち富山湾鮨と富山の逸品セット」を味わうことができます。
一旦、砺波駅へ12:31に戻った後、次は山側の運行を行い、13:33着で再び砺波駅へ帰着します。乗車は砺波駅(9:45発)のみで、降車は★の砺波駅(12:31着)、(13:33着)のみ可能です。
特別貸切列車への応募方法は?
「10周年記念特別貸切列車」は、運行開始から10年間の「べるもんたとのエピソード」を応募した人のなかから抽選で20名が招待されます。応募期間は7月31日まで。WESTERポータルの、特別貸切列車招待ページの応募フォームに必要事項を入力して、申し込みます。応募にはWESTER会員の登録が必要で、応募者全員にWESTERポイント100ポイントがプレゼントされます。今回は同時に、石川県を走る観光列車「花嫁のれん」の10周年記念の特別貸切列車への招待キャンペーンも開催されています。
沿線のおやつも楽しめる車内おもてなし企画
10月11日からは先着800名限定で、車内ガイドから沿線にちなんだプチおやつと観光パンフレットがプレゼントされます。地元の味を片手に、城端線・氷見線の自然豊かな車窓を楽しみ、パンフレットで沿線の情報をチェックしましょう。(プチおやつは1人1個まで。内容は運行日により異なります)
北陸アフターDC期間中は祝日も運行!
10月から12月にかけての「北陸デスティネーションキャンペーン アフターDC」期間中は、通常の土日に加え、10月13日・11月3日・11月24日の祝日にも「べるもんた」を運行します。秋の行楽シーズンのおでかけにぴったりです。
観光列車として親しまれてきた「べるもんた」。これまで乗車したことがある人もそうでない人も、この秋は富山県の鉄道旅にでかけてみてはいかがでしょうか。
(画像:JR西日本)
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