巨匠パオロ・ソレンティーノが描く果てしない愛と自由の人生讃歌「パルテノペ ナポリの宝石」ポスター&予告解禁
「グレート・ビューティー/追憶のローマ」(13)、「グランドフィナーレ」(15)のパオロ・ソレンティーノ監督による、人魚伝説が根付く南イタリア・ナポリに生を受け、街を意味する“パルテノペ”と名付けられた美しいひとりの女性の生涯を描いた「パルテノペ ナポリの宝石」が8月22日(金)より新宿ピカデリー、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほかにて全国公開。ポスター&予告が解禁した。
街の象徴である人魚の名を持つ主人公パルテノペを演じたのは、新星セレステ・ダッラ・ポルタ。美しい輝きが多くの人々を魅了し、時には悲劇や争いをも引き起こす宝石のような、神秘的な魅力を放つ女性を全身全霊で演じきった。さらにパルテノペの老年期を「暗殺の森」(70)などで知られるステファニア・サンドレッリ、パルテノペと運命的な出会いを果たす孤独な作家ジョン・チーヴァーをゲイリー・オールドマンが演じるなど、豪華俳優陣が脇を固める。
パルテノペを中心とした、兄・ライモンドと幼馴染サンドリーノ、青春真っただ中の葛藤が瑞々しく描かれる3人の男女の人間模様も見どころだ。
Story
1950年、南イタリア・ナポリで生まれた赤ん坊は、人魚の名でナポリの街を意味する“パルテノペ”と名付けられた。美しく聡明で誰からも愛されるパルテノペは、兄・ライモンドと深い絆で結ばれていた。年齢と出会いを重ねるにつれ、美しく変貌を遂げてゆくパルテノペ。だが彼女の輝きが増すほど、対照的に兄の孤独は暴かれていく。そしてあの夏、兄は自ら死を選んだ……。彼女に幸せをもたらしていた<美>が、愛する人々に悲劇を招く刃と変わる。それでも人生を歩み続けるパルテノペが果てなき愛と自由の探求の先に辿り着いたのは──。
「パルテノペ ナポリの宝石」
監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:セレステ・ダッラ・ポルタ、ステファニア・サンドレッリ、ゲイリー・オールドマン 、シルヴィオ・オルランド、ルイーザ・ラニエリ、ペッペ・ランツェッタ、イザベラ・フェラーリ
原題:PARTHENOPE/2024/イタリア、フランス/137分/カラー/ドルビーデジタル/シネスコ/字幕翻訳:岡本太郎/R15+
後援:イタリア文化会館 配給:ギャガ
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記事提供元:キネマ旬報WEB
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