ソン・ジオ代表(クォン・ユリ)がリゾートを売りたくない理由とは……『交渉の技術』第16話

『交渉の技術』
企業の合併と買収のプロたちが繰り広げる究極の頭脳戦『交渉の技術』が、2025年4月24日(木)より映像配信サービス「Lemino(レミノ)」から日本独占配信された。
タドホテルで最期を過ごして死にたいと願うジオ
タドホテルの売却を諦め、サンインに戻るユン・ジュノ(イ・ジェフン)たち。車に荷物を詰め込み出発する寸前、ソン・ジオ代表(クォン・ユリ)は「タドの健康診断の結果を聞いてない」と引き止めた。ジュノから売却を諦めたことを聞いたジオは「じゃあタドの健康状態に興味がなくなった?」と寂しそうな目で見つめ、M&Aチームは最後にタドホテルの実査をプレゼンすることに。
ジュノがタドホテルの高度化戦略について説明するとジオは楽しそうに拍手し、調査項目のほとんどが満点に近いことを知ると嬉しそうに笑った。しかし問題は収益を出せていないことだと指摘されると「構いません、タドで過ごす人が幸せならそれでいい」と微笑んだ。お金はいらないというジオだが、赤字が続くと運営が中止することや従業員を解雇することになるとクァク・ミンジョン(アン・ヒョンホ)から説かれると「どうしたらいい?」と不安そうな表情に。ミンジョンが経営の専門家に任せることを提言するが、ジオは「命のように大切なタドを渡せない」とそれだけは譲れなかった。
「これで健康診断はおしまい?」といい退席しようとするジオに、ジュノは「ところで代表は大丈夫ですか?」と尋ねた。「私が変に見える?」というジオにジュノは「はい」と率直に答え、「具合が悪いのでは?」と再び尋ねた。ジュノは夜中に救急車が来たのを見たといい、加えてジオの腕に貼ってある鎮痛剤のパッチから、ジオはがんなのではないかと推測した。ジオは誤魔化せないことがわかるとがんに罹患していることを認め、そしてこのホテルで最期を迎えたいのだと打ち明けたのだった……。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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