大分市が里帰り出産に支援制度 ベビーカーやおむつに助成金
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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止まらない少子化。経済的支援はもちろん必要だし、子育てする親の精神的支援も欠かせない。“実家”に頼れる環境は心強い援軍の一つ。大分市では、里帰り出産のママと受け入れ家庭への新しい支援制度を7月1日(火)からスタートする。
安心して出産と育児ができる環境の整備と、里帰り出産で帰省する機会を通じて、地元への親しみや愛着の醸成にもつなげようという試み。支援の方法は二つ。一つは「里帰り出産家庭助成金」。県外から大分市へ里帰りし、出産した産婦を受け入れる家庭が購入したベビー用品などの購入費用の一部を助成する。ミルクやおむつ、ベビー服、ベビーカー、ベビーベッド、チャイルドシートのほか、妊産婦用品も対象になっている。
もう一つの支援が「ふるさと未来パスポート」の交付。「里帰り出産家庭助成金」の交付を受ける家庭のママを対象に、市内のさまざまな育児サービスなどを受けることができる「ふるさと未来パスポート」を交付する。こどもルームの利用や高崎山自然動物園の子ども料金が無料、ふれあい交流宿舎のつはる西部の学校の宿泊料金が半額割引になる。
「里帰り出産家庭助成金」の申請は大分市保健所での窓口申請か電子申請。「ふるさと未来パスポート」は市公式LINEへの友だち登録が必要。詳細は大分市ホームページ「大分市里帰り出産家庭支援事業についてのお知らせ(令和7年7月開始)」で確認できる。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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