新幹線にはペットを連れて乗車できるの?その際のルールは? 【クイズ】
今回は、ペット同行での新幹線や列車の旅に関するクイズを出題します。
あなたの鉄道に関する知識を試してみましょう!
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Q6(難易度:★★★★☆)
新幹線にペット(小犬・猫等の小動物)を連れて乗車する際のルールとして、誤っているものは次のうちどれ?
A. 専用ケースに全身を入れ、顔を出さないようにする
B. ケースと動物の合計の重さが10kg以内であること
C. ペット用の座席を事前に予約する必要がある
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クイズの答えは
C. ペット用の座席を事前に予約する必要がある が誤りです。
小動物は、ケージに入れて「手回り品」として新幹線に乗せることができますが、ペット用の座席は確保できません。「普通手回り品きっぷ」(290円)の購入が必要です。
新幹線をはじめとした列車内に小動物を持ち込む際には、「普通手回り品きっぷ」(290円)を駅の改札口等にて購入する必要があります。タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースにいれたもので、ケースと動物を合わせた重さが10kg以内のものが、持ち込み可能な範囲とされていますので、中型~大型犬は持ち込むことが出来ません。また、猛獣や蛇も持ち込み禁止です。
ペットのために座席を確保するのは禁止されていますので、座席利用はできません。足元に置くなど、周囲の人の邪魔にならないようなスペースを確保するようにしましょう。
「普通手回り品きっぷ」(290円)は、乗車する駅の改札口などで荷物を見せた上で、購入をすることになります。
JR東海の規定
具体的に、JR東海での規定を見てみましょう。(2025年6月現在)
小犬、猫、鳩またはこれに類する小動物(猛獣やへびの類を除く)については、一定の条件で持ち込むことが可能です。車内に持ち込まれる際には、「普通手回り品きっぷ」(290円)を駅の改札口等にてお買い求めいただきます。駅係員が他のお客さまにご迷惑をおかけするおそれがあると判断した場合や、列車が大変混雑している場合などは、持込みをお断りする場合があります。
とされており、注意点が以下の様に記載されています。
(ペットを持ち込まれるお客様へ)
動物専用のケースに入っていない場合や、ペットケースの制限(タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内。ケースと動物を合わせた重さが10キロ以内)を超えるものは持ち込むことはできません。
小動物(ペット等)を持ち込まれる場合は、駅や車内ではケースから出さないようお願いいたします。
ペットは全身が入るケースに入れてください。抱いたままやバッグに入れた状態ではご利用いただけません。
布状で形態が固定しないもの(ドッグスリング等)については全身が入っていてもご利用いただけません。
ケースに車輪や手押し用の取っ手等がついている場合(ペットカート・ペットバキー等)については、車輪や手押し用の取っ手等の部分を含めた全体の大きさがペットケースの制限内である場合のみ、有料の手回り品としてお持ち込みいただけます。(一般的なペットカート・ペットバギーの場合、全体でペットケースの制限を超えるため持込みはできません。)なお、ペットが入るケースと車輪や手押し用の取っ手等が分離した状態であれば、ケースがペットケースの制限の範囲内で、かつ車輪や手押し用の取っ手等ケース以外の部分が無料手回り品の制限の範囲内であれば持ち込むことができます。ただし、この場合であっても、ケース以外の部分等に突起があるなど、他のお客さまに危害を及ぼすおそれがあると判断される場合等については、お持込みをお断りいたします。
というように案内されています。

ペットと移動をされる際には、乗車される各社の規定をご確認ください。
(TOP写真:Ines_la_luz / PIXTA)
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記事提供元:鉄道チャンネル
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