主演・森山未來「見どころは俺」。歌舞伎町を舞台にした話題作『飛鳥クリニックは今日も雨』

『飛鳥クリニックは今日も雨』
新宿歌舞伎町で看板のない何でも屋を営む主人公が、詐欺や未成年売春といった事件の真相に迫る『飛鳥クリニックは今日も雨』のメイキング映像が、映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて配信された。この物語の主人公であるリーを演じる森山未來さんのメイキングを公開。この作品への意気込みや、新宿歌舞伎町での撮影に対するコメントをお届けする。
森山未來が語る『飛鳥クリニックは今日も雨』
Q.リーという役に共感した部分は?
森山未來さん「いわゆる探偵もののような建て付けのようにも見えつつ、実は探偵として動いているというよりも、歌舞伎町あるいは新大久保に渦巻く人間模様というものに巻き込まれながら、リーというキャラクターが持つ独特の人情感によって関わっていく物語なんですよね。
この1ヶ月半くらいずっと新宿周辺で撮影したり歩いたりして人間模様を眺めていますけど、いろんな生き方というか、様々な関わり方があるなと。トップダウンもあれば下から這い上がるもあれば、何かしらの形でそれぞれが絶妙なバランスで関わることでこの街は出来上がっていて、そんな街にいる、決してヤクザではない、けれどもカタギでもない一人のリーという感じです」
Q.入江監督の印象は?
森山未來さん「入江さんの距離感って、感情的に中に入りすぎないし、かといってすごくドライな距離感というわけでもない。彼の視点みたいなものに少しずつ理解というか、感覚的に何か分かりはじめている感じが今は少しあるんですけど、まだ言語化できないところもあって。あともう1回2回やらせてもらえたら、もう少し自分の中で言語化できるものがあるのかなと思っています」
Q.勝地涼さんの印象は?
森山未來さん「もう20年以上にもなる付き合いの中で、テレビドラマや舞台、映画もちょこちょこやらせていただいてきたんですけど、こんなにずっと勝地がいるみたいなのは初めてだったので、楽しませていただきました。彼は今回、純という、思ったことを全部口に出すようなキャラクターなんですけど、純がそういうキャラクターなのか、勝地くんが元々そういう人間なのか、とにかく思ったことを全部口に出していたので、一瞬うつりそうになったのを制するのが大変でしたね」
Q.今回の作品の見どころは?
森山未來さん「こんなにずっと出ているドラマは初めてなんです。誰が出演して誰がここは出ないって、撮影の段取りを示す降板表っていうものがあるんですけど、普通はちょっと撮ったら何シーンか別の人の撮影があって、また撮影がある、みたいな感じなんですね。でも今回は、『8話立てのドラマに主演するとこんなことになるんだっけ?』と思えるくらいずっと撮っていました。なので、見どころを聞かれたら『俺なんじゃないの?』と言えなきゃいけないんじゃないかなと思います。知らんけど」
Q.視聴者の方へ一言
森山未來さん「まずはLeminoに登録してください。登録しないと見れません。まずはそこからです。よろしくお願いします」

『飛鳥クリニックは今日も雨』
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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