初優勝時も使っていた! 鍋谷太一が3年間手放せない軟鉄鍛造アイアンとは?
2023年の「カシオワールドオープン」で初優勝を飾った鍋谷太一。彼が3年間手放せないという軟鉄鍛造アイアンについて語ってもらった。
4I~PWで鍋谷が使用するのは、ヨネックスの『EZONE CB301 フォージド』アイアン。シャフトは『DG EXツアーイシュー』を挿している。
「このアイアンはもう3年使っていますし、2023年の優勝でも使っていました。まず顔がすごくいい。大きすぎず小さすぎずシュッとしていて、10人が10人いいという顔です。それに、リーティングエッジが少しが削られていて、つっかかりがなくて抜けがかなりいいんです。打感もかなり柔らかいと思います」
このアイアンにはかなり惚れ込んでいる様子で、あまりの感触の良さから今季からヨネックスとクラブ契約を結んだほどだ。また、弾道の打ち分けがしやすい点も絶賛する。
「ドローもフェードも楽に打ち分けられる点がいいんです。いろいろな状況で毎回打ち分けますから。それにスピンが入ってくれるので、止まりやすい。タテ系のスピンが入るので、すごくいいですね。それでパーオン率も上がりました」
4番アイアンにはカーボンシャフト『レクシススチールコア タイプH120X』を採用して、上がりにくさをカバーしている。
その上には、飛び系モデルでソールが広くてやさしい『EZONE CB702』アイアンの4番をユーティリティ代わりに採用。軟鉄ボディで、マレージングフェースを採用した飛距離も稼げるヘッドとなっている。
「これは3番アイアンの代わりです。普通の3番は上がりにくいので……。顔がめちゃくちゃ良くてVソールになっていて、抜けもいい。球もめちゃくちゃ上がりますよ。カーボンシャフトとの組み合わせで、かなりスピンが増えて止まるようになりましたね。ユーティリティは飛んだり飛ばなかったりして、距離感が難しくて苦手なんです」
鍋谷がお気に入りのアイアンを駆使して、今季ツアー2勝目を飾れるのか注目したいところだ。
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