アイドルの恋は罪か? 深田晃司監督×齊藤京子主演「恋愛裁判」、共演陣&特報映像解禁
アイドルの恋愛は罪なのか──。「淵に立つ」の深田晃司監督が「元アイドルの女性に賠償命令」という新聞記事に着想を得て、日向坂46の元メンバーである齊藤京子を主演に迎えて描いた「恋愛裁判」が今冬公開。新たに倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎の出演が発表され、緊迫の裁判シーンを含む特報映像ならびに海外ビジュアルが解禁された。
人気上昇中のアイドルグループ〈ハッピー☆ファンファーレ〉でセンターを務める山岡真衣(齊藤京子)は、偶然にも中学時代の同級生・間山敬と再会し、恋に落ちる。そして、アイドルという立場ゆえに葛藤しながらも、ある事件をきっかけに敬のもとへ駆け寄ってしまう。
8ヵ月後、《恋愛禁止条項》に反したとして所属事務所は真衣を提訴。こうして裁判が始まるが……。
真衣と恋に落ちる間山敬役を倉悠貴、真衣の所属事務所のチーフマネージャーである矢吹早耶役を唐田えりか、事務所社長の吉田光一役を津田健次郎が担当。映画は第78回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門への出品が決まっている。引き続き注目したい。
〈コメント〉
倉悠貴(間山敬役)
この作品のオーディションを受ける際、まるで運命のようなものを感じました。
先日、完成した作品を拝見し、自信を持って素晴らしい映画だと確信しています。
現代社会において、この作品を届けることができる意義を深く感じ、全力で取り組ませていただきました。
真衣と敬の恋愛がどのように展開していくのか、その行く末をぜひ見届けてください。
唐田えりか(矢吹早耶)
大念願の深田晃司組でした。
深田監督とお仕事をすることが、二十歳から私の目標のひとつであり、言葉にしつづけてきました。
オーディションに受かったと聞いたときの喜びは今でも忘れられません。
先日完成した本作を見て、映画があることの意味を改めて感じました。
人生は選択の連続であり、様々な人生の可能性があること、どんな可能性にでもなり得るということ、忘れずにいたいです。
深田組の皆さん、カンヌ国際映画祭出品おめでとうございます。
この挑戦的な意欲作を是非見届けてほしいです。
津田健次郎(吉田光一役)
世界を舞台に活躍されている深田監督の作品に出演させて頂ける事をとても嬉しく思います。しかも今回はアイドルを題材にした映画です。勿論脚本は読んでいますし、撮影も終わっているのですが、あの深田監督がどんな風にアイドルを描いたのか興味が尽きません。アイドルを描く先に広がる深田ワールド、劇場で観られるのが本当に楽しみです。皆様も楽しみに待っていて下さい。
「恋愛裁判」
企画・脚本・監督:深田晃司
共同脚本:三谷伸太朗
出演:齊藤京子、倉悠貴、唐田えりか、津田健次郎
製作:「恋愛裁判」製作委員会
製作幹事・配給:東宝
制作プロダクション:ノックオンウッド、TOHOスタジオ
©2025「恋愛裁判」製作委員会
公式サイト:https://renai-saiban.toho.co.jp/
記事提供元:キネマ旬報WEB
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