6度目プロテスト突破へ臼井蘭世はキャロウェイ一色構成 お気に入り『クロムツアーX』は「スピンが効いていい!」【ヒロインたちのクラブチェック!】
今年も25歳以下のプロテスト合格を目指す選手たちがしのぎを削る「マイナビネクストヒロインツアー」が開幕した。その選手たちが使用するクラブに注目。その“こだわり”は?“ポイント”は?みなさんのクラブ選びの参考にもなる次代のヒロインたちの14本をチェック!
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レギュラーツアー通算1勝の臼井麗香を姉に持つ22歳の臼井蘭世は、マイネクツアー初優勝、そして6度目となるプロテスト合格を目指す1年を過ごしている。きょう9日に開催されている同ツアー「PIM Ladies Tournament」(長野・サニーCC)にも出場。今季はここが4試合だが、824.50ptで30位というマイナビポイントランキングで、さらなる浮上を目指していく。
そんな臼井のクラブはキャロウェイ一色で構成されている。1W、3W、5Wは昨年発売された『Aiスモーク』を使用。ドライバーについては「顔がキレイで飛ぶし曲がらない」と特にお気に入りの一本だ。シャフトとの組み合わせもオフに試し、“バージョンアップ”も施した。
4番、5番を入れているUTは『APEX UW』と『ローグMAX DS』と別モデルを採用。そして、アイアン以下も新シーズンを迎えるにあたり刷新した。
まずアイアンは昨年まで他メーカーのものを使用していたが、「すごく簡単だったんですけど、飛距離がバラバラで縦距離が合わなくなってしまって」と変更を決断。キャロウェイの担当者に相談すると、臼井に合った調整が施された『Xフォージド スター』が手渡された。「ヘッドの顔もよくて打ちやすいし、縦距離も合うので気に入ってますね」と、頼りにしている。
ウェッジは溝の摩耗に伴い、同社の『オーパス』に。またパターも、今季のマイネク出場権をかけて行われたQTで4パットが2回あったことを機に、「気分転換で替えちゃえ」と、オデッセイの『トライビーム』にスイッチした。「三角ネックが安心感があるし、ショートパットも安定しました」と、その強みをスコアメークにつなげている。
さらに「お気に入り」というのがボールだ。これも今季から同社の『クロムツアーX』を使用している。「違和感もなく、すぐに慣れるくらい扱いやすいです。グリーン周りからのアプローチも、スピンが効いてくれてすごくいい」。手渡された翌日には試合で投入するほど、すぐにフィットした。
プロテストは2022年に最終まで進んだものの、過去2年間は2次予選で涙をのんできた。2度目の最終進出を果たし、テストを重ねて信頼する14本+ボールとともに合格の2文字を手中に収めたい。
【臼井蘭世のクラブセッティング】
1W:キャロウェイ Aiスモーク◆◆◆MAX(10.5° /アッタスRXサンライズレッド 5S)
3,5W:キャロウェイ AiスモークMAX D(15,18°)
4U:キャロウェイ APEX UW(21°)
5U:キャロウェイ ローグMAX OS(ロフト角不明)
5~P:キャロウェイ Xフォージド スター
50、58°:キャロウェイ オーパス
PT:オデッセイ トライビーム
BALL:キャロウェイ クロムツアーX
<ゴルフ情報ALBA Net>
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