ユ・ヘラン、前戦のメジャーで入れたTMの未発表ゼロトルクパター『スパイダーZTプロト』で3勝目
<ブラックデザート選手権 最終日◇4日◇ブラックデザート・リゾートGC(ユタ州)◇6629ヤード・パー72>
米国女子ツアー新規大会の最終日。優勝はトータル26アンダーまで伸ばしたユ・ヘラン(韓国)。初日から首位の座を守りきり、昨年の「FM選手権」に続く通算3勝目を完全Vで飾った。その勝利を、契約する韓国テーラーメイドが使用ギアと共にこう称える。
「26アンダーの262を記録し、LPGAブラックデザートチャンピオンシップで優勝。ラウンドを通して最初から最後まで1位を維持し、完全優勝したユ・ヘラン選手は最終日100%のFWキープ率で正確なショットを披露。WITBはTP5ボール、Qi35レスキュー(3)、P790アイアン、P7MCアイアン、MG4ウェッジ、Spider ZT Protoパターです」(韓国テーラーメイド)
ドライバーは『Qi10 LS』で、3Wは『ステルスプラス』を使用するヘラン。先々週のメジャー初戦「シェブロン選手権」から投入した、テーラーメイドの未発表ゼロトルクパター『Spider ZT Proto』を投入してから絶好調が続いており、シェブロンの最終日『76』の悔しさを晴らす、2位に5打差の圧勝劇を演じた。
最終日100%のFWキープ率だけでなく、今週のスタッツはショット面もほぼ完璧。4日間のFWキープ率は91.1%、パーオン率は87.5%、サンドセーブ率は100%、平均飛距離は292.9ヤード。そして、パット数は初日から27➡31➡29➡27でパーオンホールの平均パットは「1.63」だった。
同ツアーでのゼロトルクパター使用者は今年相次いでおり、開幕戦でキム・アリムがL.A.B. GOLFの『Mezz.1』で勝利。続く第2戦もイエリミ・ノーがL.A.B. GOLF『Mezz.1 MAX』で、第6戦でもキム・ヒョージュがL.A.B. GOLF『Mezz.1』で勝利。今年10戦でゼロトルクは4勝目で、メーカー別ではL.A.B. GOLFとオデッセイが3勝ずつで並び、その他は1勝ずつでBURKE GOLF、スコッティ・キャメロン、PING、テーラーメイドとなる。
<ゴルフ情報ALBA Net>
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