ダイソー「紛失防止タグ」のコスパが最高だった! AirTagの1/4以下の値段で買える!!
最近、高価格帯のスマホグッズが充実しているダイソーですが、なんと、iPhoneの「探す」機能に対応した「紛失防止タグ」が1,100円という低価格で販売され、SNSでかなり話題となっています。Apple「AirTag」の1/4以下という低価格ですが、本当に使えるのでしょうか?
ダイソーの「紛失防止タグ」ってどんなもの?
ダイソーでは、iPhoneの「探す」機能(Apple Find My)に対応したスマートトラッカー「紛失防止タグ」を、1,100円という低価格で販売しています。
Appleの「AirTag」が4,779円。Anker の「Eufy SmartTrack Link」でも2,990円しますので(いずれもAmazonでの価格)、ダイソーの紛失防止タグは、驚きの低価格なんですね。もし、しっかり使えるならかなりお得でしょう。



しかし、2025年4月23日現在、ダイソーの公式サイトに商品紹介はなく、扱っているお店も非常に少ないので、SNSでも「欲しいけどなかなか見つからない」と大きな話題となっているのです。
今回、筆者はたまたま近所のダイソーで購入することができましたので、実際に使ってみたレポートをお届けしましょう。
■ダイソー「紛失防止タグ」
【サイズ】41.5×41.5×9mm
【本体重量】5.7g(電池なし)
【通信方式】Bluetooth Ver.5.3
【通信距離】約10m
【周波数帯】2.4GHz
【電池】コイン型リチウム電池CR2032(1個)
【電池寿命】最大で約1年間
【防水】IPX4
【対応アプリ】探す(Apple)
【対応機種】iPhone/iPad
【最大登録端末数】同一AppleIDごとに16台
【価格】1,100円
【製造】ロイヤルパーツ(株)
なお、カタログでのサイズは41.5×41.5×9mmで本体重量5.7g(電池なし)となっていますが、筆者が実際に測ってみたところ本体は3.6×3.6×8mmで、重量も4gしかありませんでした。Apple「AirTag」の実測値は7gだったので、本体重量もかなり軽いことが分かります。
さすがに本体は、AirTagのような高級感ある仕上げではなく、艶消しの白で安っぽい感じがします。それでも、機能さえしっかりしていれば買いでしょうね。

ダイソー「紛失防止タグ」をiPhoneに登録する方法は?
ダイソー「紛失防止タグ」とiPhoneの連携方法は、パッケージ裏や同梱の取扱説明書に記載されています。これを見れば、誰でも簡単にiPhoneに登録できるでしょう。
本体はボタン電池「CR2032」で約1年間動作しますが、付属しないので別途自分で用意する必要があります。今回は、ダイソーで110円の「三菱リチウムCoin電池CR2032(2個パック)」を購入して使ってみました。


まず、紛失防止タグにボタン電池を入れてカバーを閉じると、「ピロリロリ~ン」という音がします。
次に、iPhoneの「探す」アプリを起動したら、「持ち物を探す」メニューで「+」をタップ。表示されたメニューから「その他の持ち物を追加」を選択しましょう。
「持ち物を検索中…」と表示されたあと、紛失防止タグの型番「DG036-2102」が表示されたら、「接続」をタップすればOKです。このとき、本体から「ピッピッ」と音が鳴りますよ。
あとは、「持ち物の名称を設定」画面で分かりやすい名称を入力して「続ける」をタップ。続いて、「絵文字を選択」画面で絵文字を選んで「続ける」を押したら、最後に注意書き画面で「同意」を押せば準備完了です。
紛失防止タグをiPhoneに登録する手順





ダイソー「紛失防止タグ」でどんなことができる?
ダイソーの紛失防止タグをiPhoneの「探す」アプリに登録できたら、実際に使ってみましょう。
通常は、紛失防止タグを失くすと困るサイフや鞄などに入れておいたり、キーホールがあるので鍵などにつけておきます。最近は自転車やデジカメなどにつける人も多いようです。
でも、具体的にはどんなことができるのでしょうか?

【1】紛失防止タグまでの経路を検索する
まず、紛失防止タグではマップで現在地を確認できます。「探す」アプリで「経路」をタップすれば、紛失防止タグのある場所までの道案内をしてくれますよ。


【2】紛失防止タグで音を鳴らす
「紛失防止タグをつけたものが部屋のなかにあるのは間違いないけど、どこか分からない」といった状況では、「探す」アプリで「サウンドを再生」を押してみましょう。
これで、紛失防止タグ本体から音を鳴らすことができるので、大切なものをすぐに見つけることができると思います。

【3】紛失防止タグを置き忘れると通知が届く
紛失防止タグには、大切なものから離れて置き忘れてしまったときにiPhoneに通知が届く機能もあります。
この機能は、少し離れたくらいでは機能せず、数百メートルくらいは離れないと通知が届きません。
それでも、会社や自宅に鍵やサイフなどを置き忘れたときに通知があれば、すぐに駅から引き返せばいいので、助かる場合もあるでしょう。

まとめ
いかがでしょうか? 今回はダイソーで1,100円という低価格のスマートトラッカー「紛失防止タグ」を、筆者が実際に購入して試してみました。
今回使用したiPhone 16でも、問題なく「探す」アプリに登録できましたし、忘れ物を防止する、失くしたものを探し出すという用途では十分に使えると思います。

ちなみに、AppleのAirTagは「UWB」に対応しています。UWBとは「Ultra Wide Band」略で「超広帯域無線通信」のこと。幅広い周波数帯域を使用することで、GPSよりもかなり高い精度(誤差は数センチ)で位置を確認できます。
さすがに、ダイソーの「紛失防止タグ」はUWBには対応していませんが、家にあるのか? どこに置き忘れたのか? くらいは十分に把握できるので、実用上は十分な機能があると言えるでしょう。
スマートトラッカーに興味はあるけど、いきなり高価なAirTagは買えないという人にはピッタリだと思いますね。
※文中の価格はいずれも税込です。
※記事中の商品は筆者が購入時点のものです(2025年4月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。
記事提供元:スマホライフPLUS
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