「いつも通りスロースターター…まくります」 渋野日向子は得意の2日目で挽回へ
<シェブロン選手権 初日◇24日◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6911ヤード・パー72>
後半1番でバーディを奪った直後、渋野日向子は崩れた。2番でフェアウェイバンカーからの2打目がアゴに当たって、4オン2パットのダブルボギー。3番パー3ではダフリ気味のティショットが左の池に入り、ボギーとした。
「ダボはやらないようにと思っていた中で、やってしまった。メンタル的にはきつかった。(池ポチャも)すごくもったいない」。出だし10番では1メートルにつけてバーディ発進。4メートルのパーパットを決めた11番、土手で勢いを殺して1メートルに寄せた15番などをパーで切り抜けていただけに、中盤のロスはかなり痛かった。
4番をバーディとしても、5番でボギー。左右にブレるアイアンショットにつられるように、ドライバーの感触も悪くなっていった。「左のミスが多かった。それを早く修正したい。(理由は)よく分からないので練習します」。ホールアウト後はショット練習に時間を割いた。
3バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「73」で1オーバー・暫定61位タイ。65位タイまでの予選カットライン内にいるとはいえ、7アンダーの首位には大きな遅れを取った。「アンダーを出したかったので、この結果に対しては不満足。いつも通り、スロースターターだなと思います」。
昨年大会では初日「76」→2日目「69」をマークして予選通過を決めた。今季の平均ストロークでは、第2ラウンドが「69.20」で唯一、アンダーパーを記録している。「あした頑張ります。まくります」。得意の2日目に“シブコ劇場”開幕を期待したい。(文・笠井あかり)
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