初優勝に一番近い男・清水大成 『ツアーAD DI-7.5』というスペックは何?
昨シーズン、賞金ランキング8位と躍進した清水大成。ドライビングディスタンス7位の飛ばし屋で、初優勝が期待される25歳のクラブセッティングを激写。面白いスペックのシャフトを見つけた。
ドライバーは『パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ MAX』(9度)に『ツアーAD DI-7X』を採用。圧倒的な飛距離を生むドライバーは新モデルに替えるつもりはないようだ。
「打感と顔が気に入っています。飛びとかはあまり気にしていないですが、球筋も高さも好みですね。顔がマックスタイプでそれほど小型でないですけど、大きくも見えないのがいい。つかまりは他のタイプよりいいので使っています」
ドライバーシャフトの『ツアーAD DI-7X』は高校生から使っているという。「他のモデルを使っていても、ここに戻ります。振りやすいし、タイミングが取りやすくて安心感があります」と絶賛している。
3番ウッドも最新モデルではなく『ステルス2』のロフト15度で、シャフトのスペックは『ツアーAD DI-7.5X』と、見たことのない数値が刻まれていた。「8では重いし、7では軽すぎてしまうので、それで特別にメーカーの方が、7.5という数値のものを作ってくれたと思います」。重量フローにこだわった末の産物ということか。
アイアンは軟鉄鍛造のマッスルバック『220MB』に『DG EX ツアーイシュー』を使用。「顔と打感が気に入っています。顔はグースが入らないようなシャッという感じのストレートネックがいいですね。ブリヂストンのモデルは評判通りの良い打感だと思いますね」。
4番アイアンでは、軟鉄鍛造でも球が上がりやすいキャビティバックの『221CB』に同じシャフトを挿して使用している。「5Wとの距離の差を埋めたくて、楽なモデルにしました。5Wが250~260ヤード飛ぶんですが、前の4Iだと230ヤードしか飛ばなかったんです。だから、距離の差を埋めたくて、このモデルを使っています」と話す。
昨年は賞金ランク8位まで上りつめたが、初優勝には手が届かなかった清水。こだわりのギアで、満面の笑みでカップを頭上に掲げる姿が、近いうちに見られるかもしれない。
【清水大成のクラブセッティング 】
1W:キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ MAX(9度/ツアーAD DI 7X)
3・5W:テーラーメイド ステルス2(15・18度/ツアーAD DI 7.5X/9X)
4I:ブリヂストン 221CB(DG EX ツアーイシュー )
5~9I:ブリヂストン 220MB (DG EX ツアーイシュー)
48・52・56・60度:ジューシー rtウェッジ(DG EX ツアーイシュー)
PT:スコッティキャメロン 009M GSS
BALL:ブリヂストン ツアーB X
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