タイトリスト、77年連続「全米オープン」ボール使用率No.1、なぜこの大会を最重要視するの?
アクシネットジャパンインクから、ツアーレポートが届いた。「名門オークモントカントリークラブは最高の準備で臨まなければならない舞台。だからこそ、今週の全米オープンでは出場選手の69%が『プロV1・プロV1x』をティアップ。これで、タイトリスト ゴルフボールは、77年連続全米オープンで使用率No.1を獲得しました」と、同社。
さらに、PGAツアーで6季連続No.1のドライバー、11季連続No.1のアイアンやウェッジも定位置のNo.1をキープ。「この非常に厳しいセッティングに挑む中、タイトリストのクラブもドライバー(37%)、アイアン(31%)、そしてボーケイ・デザインウェッジ(51%)も使用率No.1を獲得。他のどのブランドよりも多くのプレーヤーに選ばれています」と、最難関の舞台での結果に胸を張った。
米国アクシネット社もツアーレポートを更新し、契約外にて優勝したJ.J.スポーンの名を伏せて「優勝者のドライバー」についてこう明かしている。
「2025全米オープン優勝者は、3月初旬から現在のセットアップ(GT3 9.0、B1 SureFitホーゼル、Ventus Black Velocore+ 6X)を信頼しており、今年のザ・プレーヤーズ選手権で準優勝の時も全く同じ1Wの組み合わせを使用。優勝者は昨夏のロケット・モーゲージ・クラシックで競合作からGTに切り替えました。その数週前のメモリアルでGTがツアーデビューして以来、彼の初の出場機会となりました。
彼はGT2のボール初速向上に満足し、すぐにキャディバッグに入れました。数試合後の3Mオープンでは、タイトリストのツアー担当ラリー・シルベイラと相談してスピン量を調整した結果、やや少ないGT3に切り替え。その後、彼はGT3ドライバーを使い続けています。またGTへ移籍する前、彼はシーズンのSG:オフ・ザ・ティで146位でしたが、現在は51位で移行前より95位アップしています」(米国アクシネット社広報)
今週オークモントで同社製1Wを使用したのは58人(37%)で、競合より12人多い結果だったとか。同社が「全米オープン」の使用率を最重要視する理由は最も厳しいコースセッティングのため、世界トップ選手でもアンダーで回るのが難しく「全ての技量」が問われる大会だから。そのため、理想のボールとは「トータルパフォーマンスこそが大事」という、最も大切なことを教えてくれると言う。
「攻略のため、プレーヤーはボールに対して飛距離性能だけでなく、ターゲットをピンポイントでとらえる正確性、厳しい環境でも影響を受けにくい弾道の一貫性、そしてスコアリングの決め手になるショートゲームでのコントロール性能、パッティングを成功に導く打感・打音など、すべてにおいて最高の品質が求められます。『全米オープン』の厳しいコースセッティングが理想のボールとは何かを教えてくれるのです」(アクシネットジャパンインク広報)
【J.J.スポーンの使用ギア】
1W:タイトリスト GT3(9°24ベンタスブラック6X)
3,5W:テーラーメイド Qi10(15,18°ディアマナPD)
4I:スリクソンZXi5
5I~PW:スリクソンZXi7(DGツアーイシューX100)
W:クリーブランドRTX ZipCore(50)RTZ(54Full)RTX6 ZipCore(60Low)
PT:L.A.B. GOLF DF3
BALL:スリクソン Z-STAR♢
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