ダニー・ボイル×アレックス・ガーランドによる、リアリティと臨場感を追求して描いたサバイバル・スリラー「28年後…」本予告編解禁
アカデミー賞監督ダニー・ボイル×アカデミー賞ノミネートの脚本家アレックス・ガーランドの2人がタッグを組み、リアリティと臨場感を追求して描いた〈人間〉と〈感染者〉の命がけのサバイバル・スリラー、「28年後…」が6月20日(金)全国の映画館で公開。本予告編が解禁となった。
人間を一瞬で凶暴化させるウイルスがロンドンで流出し、多くの死者を出した。感染を逃れたわずかな〈人間たち〉は、ウイルスが蔓延した本土から離れ、孤島に身を潜めている。
そこに暮らす家族が、ある任務を実行するために島を出て本土に向かおうとしている。父親のジェイミー(アーロン・テイラー=ジョンソン)と息子のスパイク(アルフィー・ウィリアムズ)だ。本土と島をつなぐのは一本の土手道だけ。そして、島を離れて本土に行けば、誰も救助には来ない。
弓矢を構えて森を抜ける2人の前に、変わり果てた姿の〈感染者たち〉が現れる。人間が、人間ではなくなっている世界──。そんな世界で2人は、驚くべきことに感染を逃れて生きている人間=ケルソン博士(レイフ・ファインズ)に出会う。 彼は語る『感染者は進化している、もう別物だ。』と。
〈人間〉と〈感染者〉の凄まじい戦い、命がけのサバイバルシーンが連続する。スパイクと母親(ジョディ・カマー)が赤ちゃんを抱え、決死の形相で走る、銃撃戦を繰り広げる兵士たち…。
緊迫感と臨場感が、監督のダニー・ボイルの手腕により圧倒的な画力で我々に迫ってくる。
監督のダニー・ボイルと脚本家のアレックス・ガーランドが描くのは〈現実に起こり得るパンデミックの恐怖〉。超自然的な生き返った死体〈ゾンビ〉ではなく、ウイルスに感染して凶暴化した〈生きる人間〉たちの物語である。
「28 年後…」は、世界的パンデミックを経験したわれわれ人類に向けられた“黙示録”なのか? それとも──。
「28 年後…」
出演:ジョディ・カマー、ジャック・オコンネル、アルフィー・ウィリアムズ、 レイフ・ファインズ
原題:28 Years Later
監督・プロデューサー:ダニー・ボイル
脚本・プロデューサー:アレックス・ガーランド
エグゼクティブ・プロデューサー:キリアン・マーフィー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
「28日後…」「28週後…」に続く恐怖。ダニー・ボイル監督×アレックス・ガーランド脚本「28年後…」
記事提供元:キネマ旬報WEB
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。