母親の澄子から店を出て行くよう宣告された吟、しかしとある条件をつけ……『あらばしり』最終話

『あらばしり』
爽やかな味わいや、ほのかな甘さ、ワイルドで硬派な味わい、それぞれ日本酒の蔵元の性格や歴史を投影し擬人化された日本酒キャラクターたちが登場する『あらばしり』(読売テレビ・日本テレビ系)が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて独占配信された。訪れる客をそれぞれに合った日本酒で癒していく全話芳醇ストーリーとなっている。
「みんなの力を貸してほしい」日本酒たちに協力を呼びかける吟
母親の澄子から「店の土地が売れたから、今月中に出て行って欲しい」と言われた吟は、最後にお店のお客さんになってくれたら、という条件をつけて宣告を受け入れた。最初は少し困惑した澄子だったが、溜息混じりに「分かった」と了承し、最後のお客さんとなることを約束した。
日本酒たちはテーブルを囲うようにして集まり、店がなくなることで自分たちが消えてしまうかもしれないという不安を抱えながら今後について話し合った。赤武が「吟にくっついていればなんとかなる」と脳筋発言をするも、あまりの深刻な事態ゆえに誰も突っ込む者はおらず、その場の空気はどんよりと暗いまま。赤武は続けて新しい物件に引っ越す案などを提案するが「新しい場所だと吟のパワーがなくなるかもしれない」と弱気になり、加茂錦に「いちいち怖いこと言わない」と叱られた。
話し合っていた日本酒たちの前に吟が現れ、「みんな、黙ってて本当にごめん」と頭を下げながら、澄子を最後のお客さんとして迎える理由を語った。吟は母親が抱えていた金蔵への気持ちを理解した上で「じいちゃんが言えなかった想いを必ず伝えたい」といい、しかし時間がないためと日本酒たちに協力を呼びかけた。金蔵の店を、そして日本酒たちを守るために、吟はどのような作戦に出るのか……。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。