「危機回避」意識が高まって好スコアに⁉ 夜景も楽しめる“ナイトゴルフ”はメリットがいっぱい!
地球温暖化の影響により、春でもひと昔前の真夏のような高温になるのが珍しくない今日この頃。プレー中に、暑さによる疲労や集中力の欠如を感じるゴルファーも多い。そんな現代において、これからの季節に注目なのがナイトゴルフ。兵庫県の武庫ノ台ゴルフコースも今年3月から運営を開始した。
「当コースでは、暑さを回避してお客様が快適にプレーできる環境をご提供したいと思いナイトゴルフをスタートしました。気候面以外にも幻想的な夜景が楽しめたり、仕事帰りにラウンドできるなど様々な魅力があります」と武庫ノ台ゴルフコースの宮地雅博支配人。
実際のプレーで気をつけるべき点についても聞いてみると……。
「打つ場所によってはLED照明が眩しく感じるため、プレー中は薄めの色のサングラスとツバ付きの帽子を着用するのが良いと思います。好スコアを出すには、フェアウェイキープを心がけ、無理せず手前から刻むのが理想的です。曲げたりオーバーするとロストボールになりやすいですし、奥からのショットは照明が逆光になるケースも多く打ちにくいからです」
スコアメイクの鍵は日中のプレーと共通している。そのうえでナイトゴルフのほうが“危険回避”を潜在的に意識しやすい。例えば、林やグリーン奥などは暗いため「明るいフェアウェイにボールを運びたい」という心理が働き、それが方向性や距離感重視のプレーにつながり、良い結果の確率を高める。
暑さを回避しつつ、幻想的なコースの夜景を満喫しながらゴルフが楽しめて、好スコアも期待できる……春から夏にかけてはナイトゴルフが最高のプレースタイルかも。
【知っていると役立つ! ナイトゴルフの注意点】
1.常に明るいフェアウェイにボールを運ぼう
方向性重視で常にフェアウェイにボールを運ぶのが理想的。照明が当たりにくい林や深いラフなどは、ロストボールしやすいため注意。
2.フルスイングではなく芯に当てることを重視
照明下のティーイングエリアは、昼間とアドレスしたときの感覚が変わるため、慣れるまでミスショットしやすい。そのため、フルスイングではなく芯で捉える打ち方を心がけよう。
3.グリーン奥は特に暗い&次打が逆光になるため手前から刻む
グリーン奥は照明が当たらず暗いので、ロストボールしやすい。さらに、次のショットが逆光になりやすく打ちにくいので、手前から刻むのが無難。
4.夜は距離感がつかみにくいからGPSナビや距離計などを活用
ナイトゴルフでは、照明が当たる場所と当たらない場所の差が激しく距離感がつかみにくい。そのため、カートのGPSナビや距離計などで正確に残りの距離を測るのがベスト。
5.色が薄めのサングラスやツバ付きの帽子があると照明の光を和らげられる
打つ場所により照明が眩しく感じる場合があるため、薄い色のサングラスとツバ付きの帽子の着用がおすすめ。夕暮れもそのほうが球は見えやすい。
6.夜間でも見やすいボールを使用する
光るボールやカラーボールなどを使うと、暗い所に打ち込んだときに見つけやすい。カラーボールは季節の芝の色を考慮し、一番目立つものを選ぶ。
7.ボールを探すときは手前から行う
ボールを探す際は、先へ行き過ぎないように注意する。進行方向と逆向きで探す形になると、逆光になって見つけにくい。
8.照明によって長い人影が発生しやすいため立ち位置を注意
照明の光は長い人影が出やすい。特にグリーンでは、同伴競技者のライン上やボールなどに自分の影がかからないように気を付けよう。
9.ラウンド中のクラブ忘れに気を付ける
照明が当たりにくい場所に置くとクラブを忘れやすい。特にラフや林、グリーン奥などは要注意。自分の動線の近くに置くのが理想的。
10.夜のスループレーで役立つアイテムを持参する
ハンディライトや距離計などがあると便利。小腹が空いたとき用に軽食や菓子類などを用意するのもおすすめ。夏は虫除けなども有効。
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<ゴルフ情報ALBA Net>
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