『情事と事情』第7話 自宅で愛里紗の写真を撮影する晴人。愛里紗に抱く思いとは?

『情事と事情』
映像配信サービスLemino(レミノ)のオリジナルドラマ『欲望三作』の第2弾である『情事と事情』。恋愛小説の名手・小手鞠るいの小説『情事と事情』(幻冬舎文庫)を原作に、『復讐の未亡人』『隣の男はよく食べる』(ともにテレビ東京)などを手掛けた井樫彩監督がメガホンを取る同作。1月16日には、第7話が配信された。
晴人が愛里紗に抱く思い。「崇高で神々しい欲望をかきたてる、特別な人」
自宅に結城愛里紗(倉科カナ)を招き、愛里紗の写真を撮影する世良晴人(佐藤寛太)。「こんなにたくさん撮ってどうするの?」と尋ねる愛里紗に、晴人は「装幀に使ってくださいよ」とふざける。愛里紗の写真がどんな作品に合うかを考える晴人。「大人の恋愛小説。純粋で、危険な……」それを聞いて「すてき」とほほ笑む愛里紗を、晴人は再び撮影する。前に垂れた愛里紗の髪を耳にかけ、至近距離でカメラを構えて……。2人はそのまま見つめあうのだった。

『情事と事情』第7話より
撮影が終わって通りに出る2人だが、なかなかタクシーが捕まらない。愛里紗が近くにきれいなヤマボウシを見つけると、晴人はその花言葉を尋ねる。風に舞うヤマボウシの花びらを手のひらに乗せ、花言葉を考える愛里紗。すると、晴人は愛里紗の手を両手で包み、「清らかな欲望」と自分で考えた花言葉をつぶやく。そのまま2人は見つめあって……。「奪いたいのに、奪いたくない。崇高で神々しい欲望をかきたてる、特別な人」そんな思いを愛里紗に抱く晴人は、愛里紗に触れた自分の手を見つめていた。
中条彩江子(さとうほなみ)の家でくつろぐ彩江子と晴人。晴人が撮った写真の個展を計画する彩江子に、晴人は感謝を伝える。「俺、ちゃんとするから。いつか一人前になったら、そしたら……」その先の言葉が出てこない晴人。照れたようにごまかす晴人を見て、彩江子はうれしそうに「なに、そしたら?」と聞き返すが、晴人がその先を口にできないのには複数の事情があって……。

『情事と事情』第7話より
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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