中国の水郷・江南地域を舞台にした家族の物語 チェン・シャオユーデビュー作 「舟に乗って逝く」公開決定
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中国の若手監督チェン・シャオユー(陳小雨)のデビュー長編映画「舟に乗って逝く」が、2025年6月13日より劇場公開されることが決まった。 「舟に乗って逝く」は、監督自身の故郷である江南地域の水郷地帯を舞台にした家族の物語。たくさんの運河があり、かつては舟が生活の要だった町・徳清。かつて舟で嫁入りをし・・・
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中国の若手監督チェン・シャオユー(陳小雨)のデビュー長編映画「舟に乗って逝く」が、2025年6月13日より劇場公開されることが決まった。
「舟に乗って逝く」は、監督自身の故郷である江南地域の水郷地帯を舞台にした家族の物語。たくさんの運河があり、かつては舟が生活の要だった町・徳清。かつて舟で嫁入りをした母に、重い病気が見つかる。その治療を巡って、アメリカ人の夫と上海に暮らす長女と、旅のガイドをしながら風来坊のように暮らす弟の意見が食い違う。
“中国のベネチア”と言われる江南地域の湖州市徳清出身であるチェン監督は、トロントへ留学して映画を学んだあと、現在は故郷・徳清に自身の製作会社を立ち上げ、本作を監督。監督の祖母の思い出をきっかけに、自身の家族を登場人物に重ねながら、異なる世代の感情を丁寧に描いたオリジナル脚本を書き上げた。主人公である長女を演じるのは、映画「人生って、素晴らしい/ Viva La Vida」などのリウ・ダン(劉丹)。本作で金鶏奨の助演女優賞を受賞した。

【作品情報】
舟に乗って逝く
2025年6月13日(金)グランドシネマサンシャイン 池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
配給:ムヴィオラ、面白映画
©2023 Fractal Star Film Production Co., Ltd., Infinina Media Co., Ltd.
記事提供元:映画スクエア
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