「俺は認めないぞ」金蔵の酒屋を継ぐ決意をする吟。しかし村祐は吟を認めていなくて……『あらばしり』第3話

『あらばしり』
爽やかな味わいや、ほのかな甘さ、ワイルドで硬派な味わい、それぞれ日本酒の蔵元の性格や歴史を投影し擬人化された日本酒キャラクターたちが登場する『あらばしり』(読売テレビ・日本テレビ系)が映像配信サービス「Lemino(レミノ)」にて独占配信された。訪れる客をそれぞれに合った日本酒で癒していく全話芳醇ストーリーとなっている。
店を継ぐ決意を新たにする吟に協力的な日本酒たち。しかし村祐だけは……
亡くなった祖父・金蔵の遺言で酒屋を託された吟。日本酒について何も知らない吟だが、篠峯に「まず私たちを飲んでみい」と言われ、それぞれの日本酒を飲んでみることに。まず篠峯を一口飲んだ吟は「うま味、苦味、渋み、複雑なのに一本筋が通っててブレがない」と口にする。そして篠峯に感想を聞かれた吟は「うらやましい」と呟き、「俺、特にやりたいこともないし、バイトも続かないし、じいちゃんからの遺言書を読んでここに来て勢いで継ぐとか言っちゃったけど不安で」と心境を吐露する。これに村祐は「そんなんだったら継がなくていいぞ」と野次を飛ばすが、吟は「でも、篠峯の一本筋が通った酒を飲んだら、俺も1つ筋を通したいなって。今の俺にとって筋を通すことは、この店を継ぐことなのかなって、頑張ってみたくなった」と前向きな姿勢を明かした。
次に屋守を飲んだ吟。「もぎたての果実って感じだ。どうしてこんなにジューシーなんだ」と感想を述べると屋守は「ウチの酒蔵には蔵人はお酒を醸し、人と人の縁を醸すっていうモットーがあるんだ」と語る。これに一歩己は「金蔵さんのしてきたことと似てるよね」とコメント。吟は金蔵がただ単に日本酒を売るのではなく、誰かを笑顔にするために日本酒を売っていたことを思い出す。
「俺もそういう店にできたらいいな」と言う吟に、加茂錦は「僕たちも協力するからさ、一緒に頑張ろ」と協力的な姿勢を見せ、赤武も「お前に成長してもらわないと困るからな」と賛同する。協力的な日本酒たちを前に、「ありがとう、俺、ちゃんと勉強する」と決意を新たにする吟だが、村祐は「俺は認めないぞ」と反発する。「仲良しごっこがしたいんだったら勝手にやってろ」と言い捨て、その場を去ってしまうのだった……。
【制作・編集:All About編集部】
記事提供元:Lemino ニュース
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