Z世代の6割が実践! デジタル疲れを癒やす「ジャーナリング」の効果とは【feppiness調べ】
コミュニケーションもスケジュール管理も、オンライン上で行われる現代社会。情報処理の量とスピードにデジタル疲れを感じる人が増加する中、考えをありのまま手書きするジャーナリングが注目を集めている。思考を文字で書きだすことでどんな効果が得られるのだろうか?feppiness株式会社が行った「ジャーナリングに関する実態調査」の結果を見てみよう。
ジャーナリング経験者の6割がZ世代

TO BEリストでウェルビーイングな習慣をつくる手帳「pure life diary」を展開するfeppiness株式会社は、2025年2月16~18日の間に10~70歳の354人を対象に「ジャーナリングに関する実態調査」を行った。ジャーナリングとは、自分の思考や感情をノートや手帳に書きだすこと。心を整理できたり、自分を理解したり、客観視しやすくなると言われている。
ジャーナリングの認知度調査を行うと「知らない」と答えた人は53%と半数以上。認知度は高くないが、「知っている」と答えた人のうち75.8%が「やっている」「やったことがある」と回答し、実践傾向が高いことが判明。また、週に複数回ジャーナリングを行っている人のうち、Z世代(15歳~29歳)の実施率は約6割で、若年層ほど手書き習慣を行っていることが明らかになった。

ジャーナリングを始めたきっかけには、「ストレスや不安軽減」46.8%、「メンタルケア」42.1%。「目標設定」32.5%といった声が多く見られた。さらに、継続する理由を尋ねると「メンタルが安定する」という回答が最多で40.9%。2位以降は「目標達成に役立つ」40.0%、「自分の考えを整理できる」39.1%と続き、心理的な理由から手書き習慣を続けている人が多いことが分かった。
考えを文字に起こすことで、目標達成がスムーズに!

実際にジャーナリングを継続すると、どんな効果が得られるのだろうか。
実践者に「ジャーナリングによって感じた変化」を尋ねると、1位は「目標達成がスムーズになった」で30.2%、2位は「感情をコントロールしやすくなった」29.4%、3位は「ストレスが減った」27.8%という結果に。ストレス発散やメンタルケアをきっかけに手書き習慣を始めた人も、思考を言語化することでやりたいことがクリアになり、ポジティブに物事が進められるようになることが読み取れる。

ジャンル別に見てみると、仕事・キャリアに影響したことは、「パフォーマンスの向上」が最多で34.1%。次いで「転職・昇進の決断がスムーズになった」27.0%、「仕事に対する満足度が上がった」18.3%という回答が多く見られた。

恋愛・パートナーシップへの変化を尋ねると、1位は「本音を伝えるのが上手くなった」33.3%、2位は「パートナーシップが安定した」27.0%、3位は「特に変化なし」23.8%という結果だった。
ジャーナリングを行うことにより、仕事においても恋愛においても、良い効果が期待できることが判明した今回の調査。新年度がスタートし不安と期待が入り混じる時期だからこそ、心と思考を整える手書き習慣に取り組んでみてはいかがだろうか。
出典:【feppiness株式会社】
記事提供元:スマホライフPLUS
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