ドローンを活用して高速道路点検 首都高で夜間の災害発生を想定した実証実験
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イチオシスト:イチオシ編集部 旬ニュース担当
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ドローンはさまざまな場面で活用されている。東京の首都高速道路(東京)では、災害時に迅速で確実な点検作業ができるようにすることを目的として、ドローンを使った往復約2.8キロの自動飛行などの">実証実験を、首都高の長大橋であるレインボーブリッジで実施した。
大規模な災害が起きた時、がれきを片づけたり道路を早急に修復したりして救援ルートを確保し、緊急車両などが走れるようにする必要があるため、これまでもドローンを活用した点検手法を模索してきた。災害は昼夜関係なく発生する可能性があることから、今回は夜間に災害が発生したことを想定した実証実験。夜間飛行時における映像視認性の確認や、自動でドローンの離着陸・充電ができるドローンポートを複数使用し、ポート間を往復する長距離飛行の実証を実施した。ドローンは通信とバッテリーの関係で飛行距離が限られるため、複数のドローンポートを使う必要があるという。
一方で、安定した飛行制御・映像配信を目的とした、災害時の即時点検候補エリアの電波環境の調査や使用電波の選定など、より実践的な運用に向けた課題も確認しているという。
記事提供元:オーヴォ(OvO)
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