フィリピン“最後の秘境”　命がけで森を守る環境活動家たちを追うドキュメンタリー　「デリカド」予告

更新日：2025年03月03日

2025年5月下旬より劇場公開される、フィリピンで“最後の秘境”を守るべく決死で闘う環境活動家らを追ったドキュメンタリー映画「デリカド」の、予告編が公開された。　フィリピンの”世界で最も美しい島”パラワン島は、“最後の秘境”&l・・・

イチオシスト：イチオシ編集部旬ニュース担当

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　2025年5月下旬より劇場公開される、フィリピンで“最後の秘境”を守るべく決死で闘う環境活動家らを追ったドキュメンタリー映画「デリカド」の、予告編が公開された。

　フィリピンの”世界で最も美しい島”パラワン島は、“最後の秘境”“最後の生態系フロンティア”と言われ、手つかずの自然やコバルトブルーに輝く海を求めて世界中から観光客やダイバーが訪れるアジア屈指のリゾート。しかし、一見のどかな熱帯の島に見えるパラワン島では、違法伐採や違法漁業が横行している。この雄大な生態系を守るため、地元の環境保護団体を束ねるNGOネットワーク（PNNI）が立ち上がった。環境警備隊である彼らの闘いは戦争に近い。違法伐採者はライフルで武装しており、命を落とすメンバーが後を絶たない。

　PNNIの代表ボビーは、環境弁護士としてメンバーとともに、パラワン島の生態系を“経済発展”のために破壊しようとする、腐敗した政治家や実業家を相手に命がけの闘いを挑む。違法伐採者から押収したチェーンソーは700台にのぼり、事務所の敷地内は違法に木材を積んでいた船やトラックを展示した博物館となっている。ボビーは、パラワン島を守るため、エコツーリズムの推進を掲げる候補者の町長再選に協力するが、2人は時のドゥテルテ大統領から殺害予告を受ける。

記事提供元：映画スクエア

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