新型iPhone 16eをさっそく開封! なにっ、背面に磁石だと!! <みずおじさん>
今回、私は2台の新型iPhone 16eを入手したので、さっそく開封してみたいと思います。ほかにも、16eにはMagSafeがないのでMagSafe付きケースでしっかり対応できるのか? 本当にUSB-Cでの大画面出力はできないのか? さらに、Apple純正ケースの装着具合なども紹介していきますよ。
Appleのこだわり箱の確認
何かと話題のiPhone 16eがついに2025年2月28日に発売されましたので、さっそく私はホワイトとブラックの2台を同時購入しました。
この2台の箱を正面から見た感じでは、どちらもほぼ同じに見えますよね。でも、よく見てみると写真右のiPhoneには黒縁があってブラックだとわかります。写真左のホワイトは白なのでその分黒縁がやや細くなって見えるんですね。

このように、箱の正面だと色の違いがよくわかりませんが、横を見るとホワイトはiPhoneのロゴが白、ブラックは黒になっていますし、Appleのリンゴマークも同じように色が異なります。
これは15や16でも同じで毎回Appleがこだわっている部分ですね。これで色を間違えることはありません。

開封! 驚きの白さ
それでは、さっそく開封していきましょう。まずホワイトの箱の裏のペリペリを剥がして蓋を開けます。
おお、白い、白いですね〜。「ホワイトを買ったんだから白いのは当たり前だろ」って感じもしますが、16eのホワイトはもの凄く白いんです。

次に、同梱物を確認してみましょう。最近のiPhoneはUSB-CケーブルとSIMフォルダーのピンだけですね。世界一読まれない説明書すら入っていません。
ちなみに、このUSBケーブルは端子が「C to C」ですので、ACアダプタもUSB-Cに対応したものが必要になりますので、ご注意ください。

本体の外観確認!
では、iPhone本体を確認していきましょう。ディスプレイのフィルムを剥がすと、新品なので当然ですが16eはキレイですね。
背面は本当に真っ白ですが、Appleのリンゴマークも白くなっていますよ。
このサイズでのシングルカメラは初ですが、なかなかカッコイイ感じです。背面は14まで普通のガラスだったんですが、16eは同じガラス仕様でもまったくギラギラしておらずマットな仕上がり。これはブラックも同じだそうです。
ちなみに、15や16も背面はマットな質感ですが、こちらはカラーインフューズドガラスとなっていて、16eとは少し仕様が異なりますよ。

電源を入れて純正ケース(2種類)確認!

今回紹介するのはApple純正ケースを2種類とMagSafe付きのケースになります。まずは、Apple純正のホワイトケースを装着してみましょう。
本体がホワイトなのでホワイト系は似合うと思うんですが、実際に装着してみると本当に違和感ないですね。背面もシンプルでいいです。
そして、横から見るとカメラの部分が飛び出していません。これまでのiPhoneだとカメラ部分が飛び出していたんですが、今回は飛び出しがなくてフラットです。これは素晴らしい。机に置いても気になりませんね。


次に、ウィンターブルーのApple純正カバーを装着してみましょう。これはとっても見慣れたiPhoneのように見えます。ちょっと薄めのブルー が格好いいですね。
背面もなかなかいいんではないでしょうか。もしかしたら、ブラックのほうがもっと似合うかもしれません。やはり、どちらの色でもApple純正ケースは格好いいですね。

MagSafeは、なんと驚きの仕様だった!

今度はMagSafe付きケースを試してみましょう。16eはMagSafe非対応なので、このケースで補えるのかをチェックしてみます。ちなみに、今回使用するケースはesr製です。
ちなみに、16eはワイヤレス充電には対応していますので、ワイヤレス充電器に載せれば7.5Wで充電されます。
そこで、実際に載せてみると、なぜかマグネットでくっつく音が「カチッ」と鳴りました。どうやら、16eはMagSafe非対応なのにマグネットの磁気があるんですね。これにはちょっとビックリしました。
ただし、このマグネットはMagSafeをくっつけるには少し磁力が弱めです。たとえば、MOFTのスタンドにも16eはくっつきますがかなり弱い感じなので、このような使用には注意が必要でしょう。


というわけで、本題のMagSafe付きケースを16eに装着してみましょう。当然ですが、ワイヤレス充電器にはMagSafeでバッチリくっつくので、振ってもハズれることはありません。
もちろん、しっかりと充電されましたので、これなら、MagSafe非対応でもケースでなんとか対応できますね。
MagSafe付きケースを装着すれば落下防止のリングなどもつけられますし、意外と16eはMagSafe非対応でも困らないかもしれません。


大画面TVには本当に映らないのか(USB-C)
Appleの公式サイトの仕様では、16eはUSB-Cの「DisplayPort(ディスプレイポート)」機能が削られています。これが単なる記載ミスであってくれと思うんですが、実際にテストしてみないとわかりません。
ちなみに、このDisplayPort機能はUSB-Cによる外部ディスプレイ表示機能のこと。ノーマルの16では、USB-Cケーブルと外部ディスプレイを繋ぐだけで、iPhoneの画面が表示されます。この機能があれば、iPhoneの写真や動画などを大画面TVで楽しむことができるんですね。


そこで、実際にUSB-Cケーブルで16eと外部ディスプレイを接続してみたところ、残念ながら画面には「ノーシグナル」と表示されてしまいました。
やはり、16eのUSB-CにDisplayPort機能はないようです。さすがに、Apple公式サイトの表記ミスではなかったんですね。これはちょっと厳しいですね〜。

USB-Cなら写真や動画のバックアップが楽!
16eはUSB-C対応なので一般的な外部デバイスなどを使えます。たとえば、ダイソーでたった660円のUSB-C接続SDカードリーダーと32GBのSDカードを使って、16eの写真や動画などのバックアップも簡単にできるんですね。
Lightning端子の14やSE3と違って、16eならこういった外部デバイスなども安く購入できるのが大きなメリットと言えるでしょう。
実際に、USB-CにSDカード&リーダーを挿してみると、「ファイル」アプリにUntitled(SD カード)が表示され、SDカード内の写真を見ることができました。
これなら、iPhoneの写真や動画をSDカードにコピーして、簡単にバックアップできます。たった、660円で32GBのストレージを増やせるんですから、これはお得ですね。

Apple C1チップの実力はまだ不明
そして、16eで注目されているのがApple独自のモバイル通信用「C1チップ」。これまではQualcomm社製だったんですが、Appleの独自チップに変更されているのです。
ただし、AppleのC1チップは非対応のバンド(周波数帯)があり、au、ソフトバンク、ドコモで使われている1.5GHz帯のバンド(11と21)には対応できません。
ちなみに、楽天モバイルでは1.5GHz帯を使っていないのでまったく影響はありませんが、これはちょっと無視できない事実ですよね。

もし、この周波数しか使わない地域であれば、今までよりネットがつながりにくくなるので心配になるでしょう。
ただし、C1チップ自体がバンドを掴みやすい設計ですし、これまでAppleが世界中でテストしているという話もあるので、私はさほど心配する必要はないと考えています。
ちなみに、自分のiPhoneが今どの電波を利用しているを確認する方法は、iPhoneのキーパッドを開いて、「*3001#12345#*」と入力して通話ボタンを押してみましょう。
これで、自分が使用しているバンドが何なのか表示されます。私の場合は「バンド3」でしたので、特に問題はないことがわかりました。

ちなみに、バンド11とバンド21は4G回線ですので、5Gを使っている人にほとんど影響はあまりありません。
しかも、このバンドはあまり使用されておらず、ドコモでは10%以上ありますが、auとソフトバンクは5〜6%くらいです。しかも、バンド11とバンド21しか電波が飛んでいないという地域はほとんどないですね。
とはいえ、もし本当に自宅などがバンド11とバンド21しか掴まない環境であるなら、16eはやめておいたほうがいいでしょう。
iPhone SE2とはどのくらい変わりそうか?
「4.7インチのiPhone SE2に比べ、6.1インチの16eはどのくらい大きいのか?」と気になっている人も多いと思います。
映像で見てもらうとわかりやすいんですが、とんでもなく大きくなったという感じではありません。もちろん、そのわずかの差が重要なんだと感じている人がいることもわかっていますが……。

次に、ディスプレイ画面を比べてみましょう。やはり16eの画面はかなり大きくなっているのがわかります。写真を表示してみると16eのほうがかなり大きいですね。やはり、推しの写真などは大きく見えたほうが幸せになれるでしょう。
ただ、画面が小さいと左上とかに指が届きやすいんですが、画面が大きくなると指が届きにくくなります。このあたりは慣れなので、怖がらずに画面が大きいiPhoneを使ってみるのもアリだと思いますね。

こちらのチャンネルでも解説しています。
※サムネイル画像は(Image:「筆者YouTubeチャンネル」より引用)
記事提供元:スマホライフPLUS
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