恐竜や氷河期の時代を定点観測で映し出す 「HERE 時を越えて」本編冒頭映像
2025年4月4日より劇場公開される、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「フォレスト・ガンプ/一期一会」などのロバート・ゼメキス監督最新作「HERE 時を越えて」から、本編の冒頭映像が公開された。
冒頭映像では、本作の舞台となる“家”が建てられる以前の時代が描かれている。時は紀元前。恐竜が駆け抜け、巨大な隕石が土地を焼き尽くし、氷河期が訪れる様子が、迫力の映像で描かれる。さらに、それらすべてが定点観測で映し出されることによって、その後の動植物の繁栄や人間の営みも含め、すべてが“ここ(HERE)”で起きたことが強調された映像となっている。映画はこの後、オークの木々が育ち、その森で先住民族の男女が出会い、悠久の時を越えてその場所に家が建ち、いくつもの家族が入居しては出てゆく様子を、心揺さぶるドラマとともに映し出していく。
「HERE 時を越えて」は、地球上のある地点にカメラが固定され、その視点が捉える場所で生きるものたちのドラマを描き出した作品。恐竜が駆け抜け、氷河期を迎え、オークの木が育ち、先住民族の男女が出会い、悠久の時を越えてその場所に家が建ち、いくつもの家族が入居しては出てゆく姿といった、紀元前から現代までを往き来する壮大な時間旅行をひとつの舞台で描く。
いくつか描かれる家族の物語のうち、中心となるのはリチャード(トム・ハンクス)とマーガレット(ロビン・ライト)の夫婦。1945年に戦地から帰還したアルと妻のローズがその家を購入し、やがてリチャードが生まれる。世界が急速に変化していく中、絵の得意なリチャードはアーティストになることを夢見ていたが、マーガレットと恋におちて、思いがけない人生が始まる。ロバート・ゼメキス監督作「フォレスト・ガンプ/一期一会」に出演した、トム・ハンクスとロビン・ライトが再結集した。

【作品情報】
HERE 時を越えて
2025年4月4日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
配給:キノフィルムズ
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記事提供元:映画スクエア
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